ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年07月20日(金) 〜Short story〜

    『なっちゃんの秘密2』


S「あと五分だ。」

O「今日は、ちゃんと割り勘な。」

K「オレが、払ってくる。」

S「ふう、あちいあちい〜」


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O「あのさ・・・さっきの事なんだけど。」

K「ん?」

O「だから、あのコの事。」

K「なっちゃん? やっぱ、むかついた?」

S「あーゆーコって知ってて連れて来たのか?」

O「内心、切れたぞ!」

K「ああ・・・ただものじゃないね、あれは。」

S「なにもんよ!」

K「オレもそんなに知ってねえ。」

O「いくら可愛くても許さんぞ!」

K「まあな・・・」

S「可愛かったよな〜、黙ってれば。」

K「来ないでしょ、もう。」

S「え? 来ないの?」

O「フツー来ないだろ、あんな感じで帰っちゃったし。」

K「まあ、今日のことは忘れて下さい! オレが悪かった。」

O「やっぱ、女は問題の種だね。」


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      翌週、スタジオにて



S「Tの野郎! また遅刻か?!」

O「違う女連れて来たりして・・・・ハハハ!」

   ギィ〜 バタン!

N「ちわ〜っす! な・つ・こ・っで〜す!」

K「よう! なっちゃんメンバー入りっつーことでヨロシク!」

N「マイギター、マイギター、ぞうさん買っちゃった!」

S「・・・・・・・」

O「・・・・・・・」

               


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