ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年08月12日(日) TVは怖いよ〜

その昔、彫金工房で働いていました。

そこで、TVの取材を受けたんです。

・・・いえ、おいらじゃなくて、社長夫人が。

(こう書くと、お上品なマダムっぽいけど、実際はカバみたいなオバちゃん。)


わりと知れていたバラエティー「●ーなってるの?」だった。

テーマは、〔女職人の頑張る姿〕ってとこ?


やおら取材クルーがやってきて、狭い工房は興奮ぎみである。

ディレクターの指示に従い、みんな「やってるフリ」をする。

こ一時間で終わり、「では、○月×日に放映しますんでぇ〜」

と、あっさり帰っていきやがった。


果たして当日。。。

社員そろって(っても、4〜5人)小さなTVモニターにくぎ付け!

おぉ〜〜!!

映ってるよ、映ってるよ!

あ・・・れ?

おいら、ちびっとしか映ってないじゃんか?

がっくりサ〜(;_;)


んで、いったい何を言いたいかってーと、TVってのは、編集一つで事実を

微妙に書きかえることが、できるんだなあってことなのだ。

当時、夫人は産後三ヶ月で、当然工房の実務は、休んでいた。

でも、TVの中の彼女は、一階と二階を往復しながら、あたかも

子育てと仕事を、両立させてる健気なお母さんみたいになっていた。

まるで、下町の肝っ玉かーさんのごとく、映っていた。


実のとこ。。。そうとうズボラで、いいかげんな人っだったんです。

おかげで、おいらいつも仕事を被せられてたの(T_T)

ディレクターあるいは、スポンサーの意図で、加工されてるなあ。

それ以来、TVで素人の出るバラエティーほど、疑って観るクセが付いちゃった。

まあ、当の本人が、一番複雑な心境でしょうけど。



 *え? 自分が思ったより映っていなかったから、逆恨みしてるんだろうって?

     

  ったりめえじゃんん!!

  ヽ(`へ´)ノ プンプン!


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