ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年09月23日(日) [パキスタン]で思い出す

今から12年前の事です。←こんなのばっかりね!

おいら、オンボロあぱーとに住んでいました。

それはもうボロでした。

風呂場の引き戸が、下1/3腐っていました。

畳もリズミカルにうねっていました。

駅より徒歩5分、月3.6万円。和ト水洗、2K


印刷所の仕事をエスケープして、ぷーちゃんだったおいら。

たまたまカレーを食べに入ったパキスタン料理店に、求人広告が有りました。


〜やる気のある若者2名〜
 キッチン・ホール
 13万以上
 一年以上続けられる人 
 パキスタン都市部


ん???

パキスタンて何処??

エジプトの横あたり?(今は知ってるぞ)



アパートに帰り、湿った布団にあお向けになる。

下手な張り紙がフラッシュバックする。

おいらを遠い異国へと、いざなう。


人生をリセットするか?

いっちょ男を験すか?

いやいや、こんなひ弱君に勤まる物じょないよな〜

腹こわして泣き入るのがオチだよな〜


などとグルグル考えているうちに、一週間たった。

なんでか忘れたけど、姉ちゃんの友達(女)と遭った。

「パキスタンてどんな所かなぁ、マジ悩んでるんだけど行っちゃおうかなー。」

意外な答えが返ってきた。

「中東の方ってゲイ度高いらしいよ。綺麗な少年を見つけると物欲しそうな目で

じぃ〜っと見詰るんだよ〜!」

「ボクは綺麗じゃないから大丈夫!」

「危ないよ〜!」

「じゃ行かない。」




これでは自分の美貌(ぷっ)を理由にして仕事のチャンス?をフイにした事になる。

でも行かなくて正解だったかな〜?

治安めちゃくちゃ悪いもんな。

それとも【私の知らない世界】に引き込まれていたかもしれない。

いろいろ考える今日この頃です・・・


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