郁巳の日記
郁巳



 ライブへ♪

飲んで帰って、次の日はまた別の好きなバンドのライブへ。

絶対知らないだろうと思って彼にこのバンドのことをメールで話したとき、
普通に知っていて、驚いた。
彼は本当に音楽が好き。そういうところも、話の合う1番の箇所だった。
ちょうど私が抽選で当たった彼らのイベントへ行って、浮かれてメールを書いた
ときも、一緒に喜んで羨ましがってくれた。。。

そういやこないだの彼の部屋でのHのときも、サニーディサービスがずっと
かかってたな(笑)。ごめん、サニーディ。曲覚えてないや(^^;。

ライブは良かった。
小さいライブハウスで、しかもアコースティックライブだったから、
なんかしっとり聴ける部分も多くて(^^)。ボーカルの声を堪能出来た。

でもやっぱり一人になれば、彼のことを思いだしてしまう。
もう最後に会ってから、10日だね。
あなたは寂しくは全然ないの?
ないんだよね?
逆に清々してるくらい?静かな毎日が送れてるのかな・・・

考えれば考えるほど、自分を追い込んで行く。
悪い方へ悪い方へと、考えが揺らいでいく。。。

切なくて怖くて、帰れるのに、友人の部屋へ泊めてもらう。
その友人は何も知らないから、彼のことを話すこともない。

でも、私と彼のまだ2回目の電話をした場所は、この部屋だった。
その日も友人のところに泊まりに来ていて、友人だけが先に寝てしまった。
なんとなく寂しくて、彼へのメールに「寂しい。お喋りしたかった」と書いた。
そうしたら彼は、「じゃぁ俺と喋る?かけるよ」と返してきて、数時間話した。
そのとき、ホントに色んな話をしてくれた。
今考えてること、今までの自分のこと、今の自分の状況。

そして、電話のあとの何度かに渡る、
「郁巳、会いたい」「郁巳のことが気になって仕方ない。恋してるわ俺」
というメール。。。

それからだった。
確かにお互いに興味は持ってたけど、本当に『会いたい』と思うようになった。
毎日のメールの数がむちゃくちゃ増えて、1日置きくらいに電話もしてた。
なんの用事もないけど、声が聴きたくて「電話したい」って言うと、長距離にも
かかわらず、すぐに電話をかけてきてくれた。

 会った途端にちゅーしたる。めちゃディープなやつ。笑
 手は絶対に繋ぐ。
 もし付き合ったら、絶対に電話は先に切らせる。俺が辛いから。笑

くだらない話ばっかりだったけど。
具合が悪くて休んでるときも、その電話があったから、元気にいられた。
 
 早く、元気なあほ郁巳に戻って。笑

そんなことを思い出していると、何がどうなって今の結果になったのかが、
まったくわからなくなってくる。
どうしていたら良かったんだろ。

初めて会って、別れるまで、彼の態度は同じだったし。
会うまで名字を知らなかった私達だったから、お互いの身分証(笑)を
見せ合ったりして。
「お互いの名字知らんのおかしいやろー」って言ってたし。
別れてから、彼が帰りのバスに乗る前にくれたメールも、いつもの調子だった。

何が変わったのか。
今思えば、おかしかったのは私。
なんだかはっきりしない状態のままの私達を、焦って確認してしまったのかも知れない。
もう残ってないからわからないけど、きっと彼からしたら責められてるように
感じるような、書き方をしてしまったんだろう。
私はただ、「もう1度、会いたい」と思って貰えたのかどうかを訊きたかっただけなのに。
それを訊きたかったなら、会ってる時に、普通に訊いたら良かったのに。

5月に入ってから、私はどれだけこのメールを悔やんだんだろうか。。。


2001年05月21日(月)
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