郁巳の日記
郁巳



 ほんわか即ヤリ?

待ち合わせは真昼間、某デパートの中。
駅周辺だと何か恥ずかしいし、何となく指定してみた。

「着いた」とメールが来たので、先に近くまで来てた私も場所へ向かう。
結構はっきり写った写真見てるけど、それでもやっぱり実物って違う。
どんな雰囲気の子なんだろ〜って思ってた。

場所近くまで行くとひとり背の高い男が立ってた。
ん??あれか?すごい、やっぱ背が高い!!(デカイ私とも、20cm差)
「背の高いぼーっとしてるのが俺だから」って言ってたけど、、
ぼーっとしてるかどうかはわからなかった。サングラスかけてるから。
正直、ちょっと怖い(T_T)サングラス面接初めて(笑)。
しかもまぁ、背が高いからもあるけど、かなりお洒落に見える。
髪とかもしっかりセットしちゃって。
私も何故かYには、「お洒落で可愛い」と思われているらしいので、
一応化粧とか服装気をつけてみたんだけど、化粧は裏目に出てて
何か自分としては不本意な状態だった。
だから、、、、躊躇すること数分。
だってほわほわを期待してたのに、このまま顔見せして、
すんごい嫌な顔されて逃げられたらショックだよ〜〜〜。

だけど行かないわけにいかないし。
意を決して近寄ってみる。
『あ、あの、、、アタシ。』「あ、、(にこり)」←たぶん(笑)見えないけど。
緊張してあんまり憶えてない・・・やっぱ素面はこれだから(汗)。
ランチしようって言ってたので、そのデパートの上へ行くことに。
これまた何故か渋くソバ屋で。

話してみたら、本当にほんわかしてる。めっちゃスロー(笑)。
平日のランチタイムも過ぎかけた時間にソバ屋って・・・。と思ったけど、
なんか私たち2人には合ってるかも(^^;。
基本聞き役って感じで、一応話すけど、全然「自分が!」ってとこがない。
(私とは正反対ね・・・)
緊張しつつも、結構話はできてたような気がする。

私は気に入られたのかまったくわからない。
でもにこにこしてるから、嫌ではないんだろうって思ってた。
食べるのが遅い私は、『私は食べてるから、何か質問して!(笑)』と言うと、
「じゃぁ、、彼氏はいるの?(笑)」と。
『う、、結構ね、最近別れたばっかり』
「そうなんだ。。じゃあまだ忘れてない?」などと話題はそっちへ。
まだ気恥ずかしいとこもあるし、適当にかわす。
ものすごく時間をかけて、食事も終わり、場所移動。

まったり話したりして過ごそう〜と言う約束だったので、
今度は適当な喫茶店へ。
ホントに延々話す。って私が(笑)。
でもYも割りと話してたように思えるけど。

Yは何て言うかやっぱりぽや〜んとしてて、それでいて甘えた目でこっちを見てて、
秋に私が惚れてしまったY(ややこいな!)っぽい感じがした。
後、やっぱりDね。
こういうのに弱すぎる、自分(>_<)
実際に会っても、私の顔は好みなようで、顔を見てにこにこしてる。
「可愛いって言われるでしょ?」(親バカなうちの母親とかにね・・・)
「自分で可愛いって思わない?」(鏡割りたくなることがあるよ・・・)
そんなことをたまにぼそっと言ってくる(笑)。
そして何度も「今日郁巳の部屋行っていいんだっけ?」(『ダメ』即答)

誘われてるんですかアタシ!ここで気づかないと駄目ですか?

喫茶店にも結構長い時間居て、もう夕方。
どこへと言うことも言わずに外へ。
話しながらも、どうするのかな?何時までいるのかな?とか思ってた。
でもソバ屋も喫茶店も、「そろそろ出よう」と言い出したのはY。
(ってか私はそういうことを言うのが苦手・・・)
これからどうするつもりなんだろう。
Yに気に入られてるのかどうか、本当にわかってなかったから、
このまま帰りたいのかな〜と思ってた。普通に駅改札へ向かってたし。

私は友達Sに頼まれてるCDを買うつもりだったから、CD屋へ行くよと言ったら、
「俺も行っていい??」って一緒に行くことになった。
エスカレータに乗ると、1段低いところに乗ってるくせに顔の位置がほぼ同じ(笑)。
ホントでかいな!でかいカップルですよ。
何か時々、顔を異常に近づけられたりして、これまた軽くかわしたりして(^^;。
CDも買って、、さてどうする?となったときに、
「え、もしかしてもう帰りたいと思ってる?」って言われた。
『いや、別に、どっちでもいいよ。』(文章だとそっけないけど、普通に言った)
「じゃあ、どっか行こう。俺と一緒にもういたくない?」
『ううん、そんなことないよー。でもどこ行く?お腹空いてないし・・・』

とりあえず、ちょっとふらふら歩くことになった。
人ごみがすごいからって私の腕につかまってたY(正直恥ずい)。
気づいたら、手を繋がれてた。
「手繋いでた。ごめん、嫌だった?」
『ううん、腕つかまれてるよりはいい(笑)』
「そっか、あれ恥ずかしかった?(笑)」『うん』
なんてやりとりしてて。

『行くとこないよー、どうしよう?』
「2人でまったり出来るとこに行こうよ」(おいおい・・・)
『えー。(苦笑)』(えええ、もしや。想像してなかったっすよ!)
「ね。ホテル行こう(にっこり)」←一応小声。
『・・・行かない。』(でも手は繋いだまま)
「え!行かない?行かないの?」(なんだそのあり得ないって反応 笑)
『行かないよー。行くの、おかしくない?』
「ぇぇ、行こうよ・・・俺がやだ??気に入られなかったの?」
『いや、そういうことじゃなくて、行かないでしょ、行かないよ。』
「本当にだめ?」
『うん。ダメ』(あ〜、ヤリ目かぁ。ちょっとよさげに思ったのに。)
「そっかぁ。どうしようか」(帰るって言い出すかな?それなら仕方ないねー)
『どうする?』
とか何とか言いつつ、それでもそのまま何故か先へ進む2人。
おいおい?そっちはどう考えてもホテル街です。
(って行ったことないんだけど、たぶんそう)
この辺詳しくないって言ったじゃん!うそつきー。

『あのね、入らないよ。』
「ホントにダメ?」(甘えた目で見るな〜〜〜〜←ダメ女)
『うん、だって、入らないってば。意味わかんないってば。』
完全にホテル街へ迷い込み、歩くたびにホテル入り口へ押し込まれそうになる(笑)。
でも完全阻止。
ホテル街の突き当たりで、立ち止まって会話。
「俺じゃダメって思った?嫌い?」(悲しそう 笑)
『だからそういうことじゃないでしょ!?』(半笑い)
「俺本当に郁巳のことが気に入ったんだよ。だから、、」
『うーん、そういうことじゃなくて〜』
「付き合わないとしない人?・・・って、俺その気だよ。俺最初にしちゃう人だから」
『いやいや、だから・・・』(えー付き合う気はあるってことか?言うだけ?)
いやまさか、この私がホテルの前で押し問答するようになるとは(汗)。
「じゃあさ、他に行くとこもないんだし、入るだけ。何もしないから」
『何もしないなら入ることないじゃんーー』(どっちも王道の台詞だな(^^;)
「俺、ラブホって入ったことなくて、正直入ってみたいってのがあるんだよね」
『嘘だ〜〜。迷いもなくホテル街来たくせに!(笑)』(ちょっとオモロイ)
「いや、嗅覚で(笑)でも本当なんだ。」

あの、別に、それを100%信じたわけじゃないんだけど入っちゃいました(爆)。
私もラブホ入ったことなくて、正直、同じく入ってみたかったんだよね。
(でも出来れば入るときはちゃんとすることしたいけど・・・)
何もしないと言うことで!
いや、やっちゃうのは簡単よ。
部屋入っちゃうんだから、もう無理にされても仕方ないと思ってたし。
でも、自分としては『やらない』。
だってまたヌー●ラだし(爆)。

続く。

2005年03月03日(木)
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