郁巳の日記
郁巳



 流されやすい女。

ボタンで部屋選ぶのに、鍵渡してくれるのはおねーちゃん(笑)意味わかんねー。
しかし入った時間も中途半端で悪かったのか、休憩2時間で7000円。高くない?
部屋は思ってたよりも狭かったし、ベッドも普通。
お風呂、広くて入りたかった・・・。一応サウナらしきものもついてたし。

ソファに座ってみる。警戒を露に、コート着たまま。
カラオケする?しない?なんていいながら、どんどん距離が近くなる。
あーーーどうしよう!って考えてた。
また書くけど、ホント、やっちゃうのは簡単。
別に出来るよ。出来ない相手だったら一緒にいることも苦痛だもん。
でもさ。
結構気に入ってるからなのか、プライドなのか。
やる気にならない。やってはダメだと思った。
(あと、ひたすらデブだしー)

Yに髪を撫でられて、顔を近づけられて、、、。思考はぐるぐる!
キスされた。
でも、今考えても、乗り気ではない私に躊躇していたのか、
かなりゆっくり、時間かけてしてきたと思う。
何度も何度も、ギリギリまで顔が近くなってたのに、向こうも止まってた。
私はやっぱりそのままの状態で、ただされてただけ。
『あーだめだよ、やっぱ』とか『うわーんもう自分が嫌だー』とか時々叫んで。
「何が嫌なの?俺?俺が嫌なの?」何度も聞いてくるY。
『っていうか、やっぱだめなんだよ。もう!』とか言い続ける。

でもYに安心したのか(無理にどうってことはなさそうと)、
またも突然落ち着く私(笑)。
コートを脱いで、ソファでしばらくキス。(身体触るとかナシ)
「ベッドでいちゃいちゃしようよ」
『いいけど、しないよ?しないって言ったよね?』
「そっか、そうだよね。いいよ、でもベッド行こうよ」
何言ってんですかね(笑)

とりあえずちょっとだけ私は点火されて(笑)、Mにはしたくても出来なかった
Dには良くやってあげてた耳攻め首攻めをしてあげたり。
Yは本当にDに似てる。身長はかなり差あるけど。
舐めるの好きだから、しなくてもいいから舐めさせてとか言ってるし。
させないけども。でも耳はべろべろ舐められた(汗)
胸も感じるらしい(笑)。
やっぱり気持ち良さそうだと可愛い。下は触ってあげなかったけど。
なんだかんだ言っていちゃいちゃしてたら、もう時間が近づいてきた。
休憩2時間でセックスするの、嫌だなぁ。。短いよね。ゆっくり出来ない。
みんなそんなにセックスだけしたいのかぁ。不思議。
泊まりたい(笑)それかフリータイム。

初めて入ったと言ってるYは、普通にフロントに退出の電話してた。
・・・慣れてますよね、と言うつっこみはおいておいた(笑)。
Yがトイレに入ってる間に、お風呂覗いてサウナにただ入ってみたりしてたら、
Yが不安そうな顔でお風呂を覗いてきた。
「もう俺に呆れて帰っちゃったのかと思った・・・」
こんなネガティブさ具合もDに似てやがる。。

それなのに、洗面台で取れたマスカラを直したりしていると、
後ろに回ってきて抱きついて鏡を見て、
「こうしてるとなんか本当の恋人同士みたいだね♪」
と嬉しそう。私も照れ笑いするしかないじゃないか!←騙される女
私は疑ってかかってるけど、これもまたDのときに似てる。
私が疑ってることで相手が不安になってる。
「さっき、キスしたり耳舐めてくれたりってのはなんで?気まぐれ?」
なんて不安そうに聞かれた。

ホテルを出て、また手を繋いで歩き出した。
ご飯か呑みに行こうって言うので、またも良く行く飲み屋へ。
(ええ、ええ、Mと来ましたよ、友達とも何度もね!)
前にMと座った席の隣の席に座る。適当に頼んで飲み始める。
Yくん、ペース速いっすよ(^^;。
「俺と付き合ってよ。好きだよ、本当に。」とかずっと言ってる(笑)
気を緩めると顔を近づけてキスしてこようとする。店員に見られるっての!
「返事は後でゆっくりでいいから」って言ってたくせに、
「で、、俺と付き合ってくれるの?」と責めてくる。

付き合うの定義ってなんだろうね?と2人で話す。かなりダメ人間な2人みたい。
Y曰く、週に1度は会って、毎日メールして電話してって感じらしい。
(前彼女にそう強制されてて、それくらいは出来るとか)
私が、
『相手が、他の異性と2人でどっか行ったりするのを嫌だと感じたらかなぁ』
と言ったら、
「俺は、2人で食事とかでもダメだよ。でも自分は女友達と2人で会うけど」
とか言ってた。ダメじゃんよ・・・。

いろいろ話をしてて、途中Yの携帯にメール。
以前合コンか何かで知り合って、一度一緒に遊んだだけで何度もメールが来ると。
今回もちらっと見えちゃったんだけど、某有名テーマパークへのお誘いだった。
「チケット買っちゃったって、、遠いし行きたくないし。彼女顔されて嫌だ!」
『えー、私行ったことないから、ちょっと行きたいかも〜』
「え、じゃあ、行こうよ!チケット貰っとくよ」・・・・
まぁそれは冗談として、Yは一応、やっぱり私とどうにかはなりたい様子。

Yの終電の時間になってきたので、今回だけは私がせかして店を出た。
乗ったエレベータは2人きり。当然乗った途端に抱きつかれてキス。
外に出ると結構雨が降ってきてて、手を繋いで駅へ急いだ。
木曜日だし、駅は結構人が多かった。
カップルもちらほら。
近くのカップルが、肩を組んでた。それを見て、Yも同じことをして笑う。
『真似しなくていいから(笑)』
「傍から見たら、カップルだよね??」嬉しそう・・。

今回はホームが違う(笑)隣だけど。
ホームへ上がる階段の前で立ち止まる。
「次会って貰えるよね?メール送れなくなってたりしないよね?」
その台詞・・・そう、Dも言ってたな(--;
はっきり『うん』とも返事出来ず。
「誰も見てないよ」と、思いっきり人がいるのにキスしてこようとするし、
Dより強烈かも・・・。制して置いたけどさ。
これまたMと違い過ぎて慣れるのに時間かかるかもよ(笑)。

別れてしばらくして、メールが来た。
「今日はありがとう。ところで郁巳に惚れたんだけど、どうしたら好きになってくれる?」
好き?
そうだねー、好き?なのかなぁ。わかんないんだ、本当に。
って、Yだって私の見た目が気に入っただけで、好きとは違うだろうし。
でも結局そうやって始まって行くしかないもんね、こんな出会いでは。
見た目じゃなく、中身で気に入ったと思って始まったMとだって
全然うまくいかなかったし。
やっぱり愛されてると思える相手のがいいんだろう、私。
暴走しても、受け止めて貰えるかもしれないし。

しかし流されてると言えないことはないな。
これまたDと同じこと言われてるし。
誰とでもキスしちゃだめだよとか、こういうこと誰とでもしちゃうの?とか。
ちゃんと(?)、
『誰とでもじゃないよ。結構好きな人としか、キスしないよ』
とはメールしておいたけどね。
さてさて、どうなることやら。
そんなこと言いながら、自分が先に盛り上がっちゃいそうで怖いんだよなぁ。

そういや普通に全部奢って貰ってた。毎回財布出してるんだけど。。。

2005年03月04日(金)
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