郁巳の日記
郁巳



 ついに。

待ち合わせは午前中なのに、朝方までメールしあってた。。
一応私は仮眠程度に寝て、ちゃんと間に合う時間よりも前に起きた。
ちょうどYの仕事は終わって、家に帰るかどうかくらいの時間だったから、
メールするのをためらってた。
そしたら、Yからメールが来た。
「起きてる?」
これだけで嬉しい。やばい。私はもう今盛り上がってる。
1度しか会ってないのに。
2度目に会ったら、何故?何故この人を好きと思ったんだろ?なんて思いそうなのに。

『昨日のワインがまだ残ってて気持ち悪いー。私も寝たい』
「そか、じゃやっぱ添い寝だね♪」


ほぼ約束の時間通りにYの地元ターミナル駅に。
Yも同じ時間に到着したらしく、すぐメールが来た。
自分がいる場所を説明して、Yに来て貰った。
デカいから遠くから歩いてくるYが見えた。
どんな顔していいかわからなくて、すごく中途半端な顔をしてしまう私。
Yはそれを気にしてるのかしてないのか、私の手を取って歩き出した。

長年の友達とだって最初緊張するような私(笑)。
緊張しないわけがない。
手は繋いでるけど、Yが何を言ってもどこかぼーっとしながら返事。
何を話してたのか、ほとんど憶えてない。
とりあえずお昼を食べにパスタ屋へ。
さすがにYも眠そう。
前回よりも更にぼぉっとしてるし、それだけに微妙にちょっと怖い。
本当はそんなことないんだけど、何だか気になる。

ご飯を食べて、Yに連れられるまま歩いて、ラブホへ。
行き着けですかい?と笑って訊いたら、違うよーと答えるY。
うそつけ!迷わずきたぞ。
と思ったけど、つくりとかわかってなかったから場所知ってただけかな。
まぁ、どっちでもいいし。
部屋に入るなり焦るY。携帯が圏外・・・。
奥さんからチェックのメールや電話が入ったらやばいのにね。
最初かなり焦ってたけど、「もういいや」と言って諦めてた。
なぜか気遣う私(笑)。

部屋に入ったり、ソファに座ったりしたらすぐに抱きつかれるかと思いきや、
そんなこともなく・・・(ちとがっかり)。テレビをつけるY。
自分でもどうして良いかわからない。
歯を磨いて戻ってみたら、Yは既に部屋着に着替えて寝ようとしてた。
私は歯を磨いてる間に沸かしたお湯でコーヒーを作って飲んで、
何となくテレビを見てた。
甘えた声で、Yが呼ぶ。
「郁巳〜。テレビみてんの?(←遠慮がち 笑)」
『ごめん、もうちょっと!』
まだコーヒーもあったし、セックスするかどうかも決めかねていて、
でも服がシワになるから添い寝するだけでも、やっぱ私も部屋着に着替えたいしと、
いろいろ考えることがまだあったんじゃい!!(爆)

しかも、私、生理5日め。量は減ってるけど、まだほんの少し出血中(涙)。
着替えながら、つけてたナ○キンを見ると、血がついてない。
終わったかなーと思って、捨てた。
部屋着を着て、ベッドへ入る。
入ったところで、Yは抱きしめてくる。
・・・たぶんもうやる気満々でした(笑)。
私は、今日はやらないかな、やるとしたらシャワー浴びないと
生理だったからやだなぁとか考えてて、部屋着の下にキャミ着たまま。
Yのキスは激しくなって、部屋着の首元を開いて首筋とかにしてきた。
まだ悩んでる私。
言うべきか。
いや、言わないわけにいかないでしょ、舐めるの好きな人なのに(爆)。

弱い首筋を吸われて、そろそろやる気になってきた私。
きついキャミだったから、自分で脱がないとちゃんと脱げない。
起き上がって、自分で脱いだ。
Yと目を合わせて笑った。
Yが私の胸を攻めてる間、胸はほとんど感じない私は考えてた(^^;。
Yの手が下に伸びたとき、
『あの、あのね、生理、、なんだよね』
「え?そうなの?」
『うん、、あの、もう終わりかけで、ほとんど出てないんだけど』
Yが下着に手を入れて、触れて、その指を見た(恥)。
「大丈夫そう。。舐めてもいい?」
え!
『え、だって。。(くさそう 笑)』
YはDほどでは無いけど、ホントに好きみたいで。。。
何も言わずに夢中で舐めてた(笑)。
私はおなかの肉を隠すのに必死(汗)。

問題は、入れられるかどうか。
今回2つあるんだな、障害が。。
いつもの私の〔痛み〕と、Yが生派だってこと。
Yはなにげなく、入れようとして。
私が必死に抵抗。備え付けのゴムをつけてくれた。
やっぱ痛いし。。
Yは「痛いなら無理にするの嫌だし、やめる」と言った。
でも私はこれで終わりなのは嫌だったし、どうにかしたかった。
平気だからって言って、何度かチャレンジ。
でもダメだった。
こういうとき、優しすぎるとダメなんだよね。。

でもYの身体を愛撫しながら、『私も触って。』と言ったら、
手で根気良く気持ち良くしてくれた。
手で逝くまで触ってくれたのってYが初めてで嬉しかった。
それでかなり満足した私。
逝った後だから、入れやすくなってるかも、とYも思ったみたいで
入れようとしたけど、「あ!」と言って中断。
ティッシュをとって、ふきまくられた。。大出血(汗)。
奥から流れ出てきちゃったのね(T_T)
Yの手も、シーツも、ゴムも血だらけ(笑)。ちょとウケた。
仕方ないから、最後に口の中で出させてあげた。
久々だったから、もうどうすべきかわかんなくなってたし、
Yもこうしてとか何も言わなくて反応無いから不安になってたら、
しばらくして「気持ちいい」とか言ってきて、安心。
相変わらず疲れるけど・・・。

もうYは起きてられなくて寝てしまった。
Yはきっと、本気で爆睡するタイプだろうなって思ったら、
ホントにそうだった。
秋にあったYもそうだったし、Mもそうだったけど。
寝てないから、起こすのも可哀想だし、しばらくくっついて寝てた。
でも眠ることは出来なくて、しばらくして起き出して一人でお風呂。
Yが何時に出るつもりなのか、全然わからなかったから、
落ち着いて入れない(笑)。
結局お風呂から出てもYは起きず(何度か携帯のアラームは鳴ってたから、
起きるつもりはあったんだろうけど)、私もまた寝てしまった。
ふと目を覚ますと、慌ててフロントからの電話に出てるY。
時間は午後5時。
ものすごく慌ててるY。
そう、4時くらいまでは(奥さんは仕事だから)大丈夫と言ってた。
それが1時間過ぎてる。
私に気を遣いながらも、急がせるY。もちろんちゃんと急いであげた。
一度口をゆすいでる私の後ろに来て、腰を抱いてきたけど、
何故かとぼけた顔して振り向いたら、
「あ、ごめん、、いいや(苦笑)」と離れていった。
部屋から出るまでの間に、絶対また抱きしめてキスくらいしてくると思ったのに、
本当に焦ってるYはそれもしてこなかった。
部屋の外に出ながら、携帯チェック。まだ圏外。
でもエレベータに乗った途端、顔を近づけて口を突き出してきたから、
軽くキスしてあげた。
2階だったから、すぐ着いちゃったし・・。

後ろからでも前からでも、本当は寝てない状態で一度抱きしめられたかったな。
なんでそれが出来ない(言えない)んだろう、私。

精算したらしたで、すぐ外へ出て携帯チェック。
何も来てなかったらしい。。良かったね・・・。
ホテル代は恐ろしいことになってたけど。
フリータイムじゃなくて、休憩2時間の延長3時間くらいしてたからな(^^;。
延長料金が思ったよりも安かったけど、3時間てね!
お金足りなくなって、私も3千円払った。
元々半分は払おうかと思ってたんだけどね。。

外に出て歩き出して、常に手を繋いでくるY。
一度放して、荷物をいじってると、終わるのを待ってる(笑)。
終わった途端に手をつかんでくる。可愛い。

時間があったら、ピアスを買って貰うつもりだったのに、
時間はもちろん、お金も無くなっちゃったみたいだったから(笑)
何も言わなかった。
途中アクセサリーが売ってるところの前を通ったとき、
私は特に気にしてみてなかったんだけど、
「今度ゆっくり、時間があるときに・・・。今、(店)見てなかった?」
と言ってきたけど、わかってたのに、
『え?何?何のこと?』
ととぼけた。。いつも自分の行動が理解できない(笑)。
「いや、いいや。(苦笑)」
買う気があるのかないのか、まさかカードとか使えないしさー。
ま、数千円とかなら問題ないだろうけど。
プレゼントって貰ったことが無いからいくらのものを貰えるのか
まったく不明な29歳でございますよ。かわいそ・・。
期待しないことにしたいけどね。どうしても期待しちゃうもので。。

そのまま一緒に駅の改札に入って、別々の電車に乗る。
もうYは本当に急いでいて、さっさと行っちゃった。
いや、改札入って、私の乗る電車のホームを指差してってとこまでは
手も繋いだままでいつものとおりゆったりペースだったんだけど。
別れが寂しくて、また急いでいるのを知ってるから、
辛くて『うん、じゃね』とすぐに背中を見せちゃったし。

これからどうなるんだろう。
『次があるんだろうか?』と書いたメール。
「また遊ぶに決まってるじゃん」と返事。
うん。
で、いつ?いつゆっくり会えるの?
ゆっくり会えるような関係じゃないんだもんね。

2005年03月19日(土)
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