2007年01月07日(日) |
捨てられないもの 弐 |
捨てられないもの、ふたつめ。
以前から何度か書いています、 ずーっと愛用していた革の鞄。 欲しくて欲しくて、何度も店に足を運んで 色も迷って迷って決めたものです。

大学に入って、バイトを始めて、 働いた分だけお金を持つようになってから、 多少高い物でも買えるようになりました。 高校までは、高い商品を持つ習慣がなかった。
お金やそれにまつわるものはすべて親経由でしたので、 「とても高い物を買ってやった」と思われるより そこそこのもので気にいるものを探したかった。
だから当時の私にとってこの鞄は とーってもお高いもの、だったのです。 いちまんさんぜんえんくらいだったと思いますが。 (いや、今でも悩むお値段だな…)
これが使えなくなってから (夢を見たのです。'06.10.01. の日記) 何度か鞄を買いました。そんなに高くないヤツ。 「このデザインでこの値段なら、まあいいか」 という基準で。それぞれ、それなりに、気に入ってるのですが…
ピンとこない。もっと素敵なのがあると思う。
新しい鞄をいま、注文中です。 これは(私にとっては)もう、高い(笑)。 けれどずっと憧れていたので、使えるのが楽しみです。
お値段如何によらず、愛せるかどうかは、やはり賭け。
|