川底を流れる小石のように。  〜番外編〜  海老蔵への道!
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2005年05月17日(火) エンタメ・ジャンキー?

 今日も今日とて、劇場通い。
 本日のメニューはユーミンツアー@国際フォーラム。
 12月にはじまったツアーだが、
 ぐんと練り上げられて、濃く好ましくなってた。
 
 こうやって足を運びたくなる、大好きな俳優さんやアーティストがいるというのは、
 なかなか幸せなことだなと思うが、
 もはやこれは、エンタメ・ジャンキーとでも呼ぶしかない状態では?と
 ちょっと不安になる。
 手帳を確認してみたら、
 今年に入って、週に一度は必ずどこかの劇場やホールに足を運んでいる計算。
 どうりで、なんだか忙しいわけだ。
 いつも次々と予定が追いかけてくる気がしてた。
 そして、このペースはとりあえず7月まで変わらず。
 凄いことだ。

 それもこれも、こうして東京の片隅で、
 自由気ままに、のびのび過ごせているおかげだ。
 
 何年かおきに持ち上がり、その都度具体性を増してる気がする引っ越し話が
 またもや浮上しつつあり、
 大いに悩むところではある。
 くうう〜。
 この場所を離れて、背負うべきものをしっかり背負って、
 じっくり腰をすえて生活せねばならない曲がり角なんだろうか。
 そうして私は、元気に生活していけるのだろうか?
 
 きっと、たぶん、大丈夫、なはず。
 とは思ってみるが、
 もうちょっとだけ、長い夏休みでいさせて欲しい。
 こういうところ、生活も仕事も遊びも、バランス良く過ごしてゆける人って、
 いいなあ、凄いなあと思う。
 私はどうにも、いびつに依存っぽく、ジャンキーっぽくなりがち。


 ともあれ、終演後に飛び込んだ九州郷土料理の居酒屋さん。
 「有薫酒蔵」の「豚骨おでん」がとっても美味しくて、クセになりそう。
 味はおでんなんだけど、スープがコクのある真っ白なとんこつで、
 でもギトギトしてはいなくて、あっさりめ。
 ホクホクあつあつの大根には柚子胡椒がたっぷり!
 ああ、また食べたい。
 ここ、はじめて入ったけれど、
 女将さんが「おかえりなさい」と迎えてくれる。
 他には「あげまき」という名前の焼き貝が美味しかった。
 助六の揚巻とは、関係ないのかな。
 細長い変わった形の貝で、味は蛤にちょっと似てるかも。
 もうちょっとあっさりしていて、香ばしかったか。
 お品書きに値段が書いてないので、ちょっとドキドキした。
 本日は、お腹いっぱい食べて、1人三杯飲んで、
 2人で1万円なり。銀座価格なり。
 また歌舞伎座の帰りに、とんこつおでんを食べに寄りたい。
 (と思ったらおでんは11月から5月までだ)

 海老蔵の襲名興行も、7月からは地方巡業。
 実家のある町でも公演があるので、帰って観ようと思っていたのだけれど、
 あんな小さな田舎の町でもチケットは大人気で、
 整理券が配布され、行列がすごかったらしい。
 母や友人の協力のおかげで、無事に良い席が手に入ったが、
 舐めてはいかんなあと思った。
 

 最近読んだ本。
 宇江佐真理「斬られ権佐」
 やっぱりこの人の時代物は好きだなあ。
 泣けたっす。
 近藤史恵「ほおずき地獄」
 時代物で歌舞伎役者が出てくるとあっちゃあ、読まないわけにはいかんよ。



 






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