お父さん 「 おまえ最近ネックレスにこってんのん? 」 わたし 「 えっ? なんで? 」 お父さん 「 よおしてるやん。 ピーターラビットのんやろ。 松ぼっくりのんやろ。 ソーセージのんやろ。 」 わたし 「 だから・・・あれは、ソーセージやないっつうの (^-^; 」
ピーターラビットのペンダント これは亮輔がお小遣いでプレゼントしてくれたもの。
松ぼっくりのネックレス これは茜が幼稚園で作ってくれたもので。 ピンクのリボンに、絵の具で黄色に塗られた特大の松ぼっくりがぶら下がっている。
そして、ソーセージのネックレス これは瑞穂が学校で作ったもので、素材は紙粘土。 まさしくソーセージの形をしていて、色は茶色。 正面に黒で斜めの線が3本書かれてある。
ある日、瑞穂が 「 これお母さんにプレゼント 」 と、そのネックレスを差し出した。
そして・・・ わたし 「 ん? 焼き芋のネックレス? 」 みずほ 「 違う! フランスパン! お母さんパン屋さんやから・・・ 」 わたし 「 あっ、ごめんごめん (^-^; そっか、ありがとう( ^^) 」
その夜 お父さん 「 なんや、このソーセージのネックレスは 」 みずほ 「 それ、フランスパン・・・ 」 お父さん 「 おお、そうかそうか。 よぉできてるやん (^-^; 」
そして数日後 お父さん 「 それにしても、このフランスパンのネックレス。上手にできてるなぁ(^^) 」 みずほ 「 うん! 」 お父さん 「 誰や、焼き芋や言うたんわ。 なぁ、瑞穂 」 みずほ 「 お母さんやで! フランスパンやのに! 」
ちょっと待ちいな!なんでやのん? お父さんかて 「 ソーセージや 」 言うたやん・・・
なんでお父さんの暴言は忘れて、お母さんの過ちだけ根に持って覚えてるわけ? なぁ、なんで? (T-T) お母さん納得でけへん・・・(T-T)
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