2日目 朝から宿の近所の岩場へと向かった。
去年はここでサザエがたんまり採れたのだ。 アワビも採れた。 サザエはそのほとんどをその場で生で食べたのだが、アワビといくつかのサザエを宿に持ち込み 「 つぼ焼きと刺身にして夕食に出してもらえないだろうか 」 とフロントに掛け合ってみたところ 「 今回はサービスさせていただきますが・・・この辺りでサザエを採られるのはちょっと・・・ 」 とやんわりと叱られてしまったものだ (^-^;
その岩場に今年もサザエをと乗り込んでみたのだが あらま! 先客が・・・ 海女さん。 プロのサザエ採り 「 海女さん 」 ってことで、サザエは海女さんに採り尽くされてしまっており。 残念ながら・・・ と言っても小さいのが20個くらい採れただろうか。 すべて持参した網と炭でつぼ焼きにしておいしくいただいた (^^)
ここ、大変危険な岩場でした。 まあこさんにとっては岩場でなくとも、いたるところが危険 なのだが・・・
海の底はもちろんごつごつの岩。 ビーチサンダルを履いたまま入っても、手足のあちこち 傷だらけ。 そして・・・
この写真。 ごつごつの危険な岩をクリアすると、ここツルツルの岩がお待ちかね。 写真では分からないと思うが。 この岩、表面にびっしりとヌルヌルの苔のようなものがついている。 そして、潮がひいたばかりで表面はまだ濡れており・・・
まあこさん一家、ごつごつ岩クリア。 そしてツルツル岩に挑む!
「 うわぁーっーっ! 」 後方で叫び声! 振り向くと仰向けにひっくり返る亮輔くん。
「 大丈夫かぁ! 」
「 やぁーっーっ! 」 直後にすぐ隣で叫び声! 右を向くとひっくり返る茜ちゃん。
「 大丈夫?! あかっ・・ きゃーっ! 」 そして自ら叫び声! 前に手をつき四つん這いのまあこさん。 ヾ(@^▽^@)ノ きゃはは! こけて半べそ状態だった茜ちゃん、母を見て笑う。 なぜに笑う・・・(ー'`ー;)
茜 「 こうやって進めばいいねん 」 四つん這いのまま器用に進む。
母 「 やん! ツルツル滑って進まれへん! 」 母、不器用。
茜 「 お母さん。 一回後に戻り!お尻で滑って。それから向こうの濡れてないとこ通っておいで! 」
母 「 そうする・・・ 」 ツルツル ツルツル 母、お尻で滑る。
茜 「 大丈夫。慌てんでええで! 茜ここで待っといたるから! 」
母 「 ありがとう。 そうして (T.T) 」
「 ぐわぁーっーっ! 」 前方で叫び声! 旦那こける! あんたもかい・・・
で、行ったのならば、帰らなければならない (- -;)
帰り・・・
瑞穂 「 お母さん。気ぃつけや! 」
母 「 うん。ありがとう・・・ 」
なんか、岩陰から男性が二人こっち見てるし。 っつうか、注目してるし・・・ 「 あの姉ちゃん ( 決しておばちゃんではない! ) 絶対こけるで 」 そう言っているように私には 思えてならなかった。 こっち見んといて欲しいな・・・ なんか緊張するやん・・・ こっち・・・
「 ぎゃぁぁぁーっーっーっーっ!!! 」
ツルッ! といった瞬間、全身が宙を舞う。
「 いゃぁぁぁーっーっーっーっ!!! 」
と言う声もむなしく、見事お尻より落下。 尾てい骨しこたま強打!
痛い・・・ うっ・・・ 痛っ・・・ まあこさん、あまりの痛さに なんか悩ましいポーズで横たわったまま動けない。
その一部始終、男性二人に目撃される・・・ お願い、見んといて (T.T)
熱い視線に耐えかねて、痛む尾てい骨さすりながらゴツゴツ岩へ 「 あっ! 痛っ! 」 「 うっ! 痛っ! 」
なんとかビーチパラソルまで戻り横たわる。 ふと目をやると、ツルツル岩で豪快にこける1人の少年。 泣いている。泣き叫んでいる。 なんか。 鼻血が出てるみたい。 かわいそうに・・・ 少年、お父さんに連れられて帰って来る。 ゲッ ( ̄□ ̄;)!! 鼻っ柱から血ぃ流してるし・・・ 唇をめくって口の中を覗くお父さん。 どうも口の中も切ったらしい。
なんか・・・ こんなとこに子供連れて来てええんやろか・・・ うちの子らはこけても怪我しても嬉しそうに遊んでるけど・・・
私は、私は、 こんな危険はもう まっぴらごめんだわぁ!
8月9日現在 尾てい骨、ますます痛く・・・ なんか・・・病院行こうかなって・・・(T.T)
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