3日目 ままた違う海水浴場に。
テトラポットの向こうの岩場まで行くとサザエが採れる。 ということで、男二人は張り切って岩場で潜る。
まあこさんも一緒においでと誘われる。子供達も一緒。 子供達、もちろん浮き輪。 目的地まで約50m。 泳ぎを得意とするまあこさんにとって これしきの距離で浮き輪なんぞ使うのはプライドが許さない!
けれど潮の流れが速く、男性でも流されると聞いて仕方なく特大の浮き輪を借りる。
確かにすごい潮の流れ。 なかなか進まない。 右に右に流される。 行きだけで、すでにクタクタ・・・。
が、休憩もせず。 浮き輪を岩場の上に置き潜りに挑戦! その前に水中メガネをせねば。
と、水中メガネを顔にあてがったとたん。
ごぼっ! げぼっ! ごぼっ! 誰か! げぼっ!
まあこさん溺れる。 なんでって。 水中メガネの中に海水入ってたから・・・ 子供達に助け上げられ、一息ついた後 あちこち頑張って潜ってみる。 気持ちだけ 「 潜ってる 」 なんてたって、お尻浮いてます。 ぷかんっ♪ ぷかんっ♪
帰ろ・・・ なんか疲れた・・・
「 帰りたい・・・ 」 まあこさんの一言で全員一旦浜を目指す。
母 「 しんどい・・・ なんか、気持ち悪い・・・ 」 まあこさん大丈夫かぁ?
子 「 お母さん、頑張れ! 」 亮輔と瑞穂が浮き輪の両脇を引っ張ってくれている。
母 「 あかん・・・ 昨日からずっと目ぇ痛いし・・・ 吐きそう・・・ 」 まあこさん、極端に日差しに弱く。 一日直射日光の下にいて、夜中吐いたことなんてざら。
子 「 お母さん、溺れたらあかんで! 」
母 「 浮き輪つけてるのに、溺れるかいな (笑) 」
子 「 でも、なんか浮き輪の穴から落ちて行ってるでぇ 」
母 「 うん。 落ちそう。 あ〜ん! まだ足つけへんのん? あかん・・・ 」
子 「 お母さん、しっかり! 」
よれよれのまあこさん。 波打ち際、波にもてあそばれて、なかなか浜にたどりつけず・・・。
子供達に浮き輪引っ張ってもらって上陸・・・。 そしてもう、二度と海には入らなかった。
おつかれさま・・・
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