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:::2009年03月08日(日)
:::たぶん、おそらく




前回は、内定もらえるけど条件面で交渉するからダメになるかも……、というところで止まっていたので、続々報を。


結局このご時世なので、いったんこの条件で採用すると社内で協議した後に上げるのは難しい、と、私の給与交渉はNGで終了しました。
予想していたことですが、このご時世、とか苦しい状況、とメールで来ていたので、どの程度の苦しい状況にあるのかなど今後の見通しも含めて率直に社長とガチ電話してしまいました。
その前に地元友達や先方の会社に紹介してくれた現社員の知人に、社長の反応から私を採用することへの本気度合いを相談して、その位の質問なら大丈夫だろうということでそうしたのですが、自分をアピールすることがメインだった面接より緊張しました。


結果的には条件の改善は難しかったですが、その代わりに会社の状況についてかなり詳しくかつ正直に教えてもらえたので割と好印象。また昇給の基準についても確認できました。
あとは自分がそれを受けて、この会社に行くかどうかというところなのですが、色々考えて妥協できる範囲だと思ったので(イマイチな条件を仕事内容や勤務地、会った社員さんの雰囲気といった好材料が凌駕した)、さきほどお受けしますとの連絡を入れました。


これであとは人事の人との手続き関連の調整と、一度また上京して書類を交わすような手順を経て入社という流れになると思います。会社自体がつぶれるとかの想定していない事件が起こらない限りは。。
でもまだ手元に書類がなかったりなので、やっぱり実感がわきません。どれだけ心配性なんだろう、私は。という風に思いますが、それには理由があります。
去年リーマンショックに端を発する不景気の波で、父の力でいつでも入社OKとなっていた企業が軒並み人員削減になるから新しく入れるのはそれらの調整後になるけど、とか、OK自体がNGになったりと、オセロで一気にひっくり返されたみたいに状況が一変するというのを経験してしまったからです。
今回の企業は不景気を受けた今、私の正直な所(これまでや能力、考えていること)をすべてとはいいませんが8割くらいはお話した上で採用していただけたので、不景気だからやっぱりなし、は多分ないとは思っています。でも心配なものは心配なんです!


もう日がすごくあいてしまったし誰も見ていないだろうと思っていたこの日記なのに、それを見て何人かの人からお祝いのメールをいただいて、先走って書きすぎた!っていうかなんでこんなに放置してたのにすぐメールが!?と驚きつつもとても嬉しい気持ちでいます。
そんな人たちに「やっぱりなしになりました」なんて知らせたくないので、このまま順調に行って欲しいです。
毎回、ダメかもしれない状況だと書くのはウザイので、心の中はともかくこれからはダメにならない限りは受かったものとして書いていきます。




このまま順調に入社が決まったら今度は住む所探しです。
どの街?から始まるほど全く決まっていない上に、上京資金が乏しい中でのことなので入社日にできるだけ近い日付で引っ越す必要があるため、すぐ動くわけにも行かず、まだお部屋探しサイトをちょっと眺めた位の段階です。
少しでも節約したいけど前の部屋みたいにボロ過ぎる(私より年上)のは地震や泥棒が心配なので難しい。時間もない。でもがんばって見つけなければです。


また、そうした手順だけでなく、上京そのものに関して悩んでいたけれど、よく考えたら私が(家庭の事情はあったにしろ)帰ると決断したのはいつまでも正社員になれる見込みもないままに派遣生活を続けていくことに未来が見えなかったのも大きな理由です。
それが今正社員で東京で働ける状況になったということは、シンプルに考えれば私が心配していた主な問題が解決したということです。実家にいるうちに両親のそばにずっとついているべきでは?とか新しく考えることが生じたけれど、それは帰郷せずに東京で働き続けていても考えるようになったことだと思います。
それではもし帰郷せずに東京にいるうちに正社員になったまま今に至っていたら、両親のそばにいるべきでは?ということだけで帰ると決断するだろうかと考えると、それはNOだと思います。


親不孝な考え方かもしれないけどまだ両親は若いし(50代中盤)(でも最近もう老い先短いとか言います……)、両親が心配というだけできちんとできている生活を捨てるのは、私は(去年の家庭の事情クラスのものが生じない限りは、生じたとしても?)できないと思います。
だから迷っていたけど私はもやもやを全て解消とは行きませんが、だいぶすっきりとした気持ちで上京することに決めることができました。


今私にできることは、両親が私の心配などしないくらいに充実した生活をこれから送ることだと思っています。
傍にはいないけれど、あの子はあの子で幸せにやっているんだから、と安心してもらうことで、ひとまず20代での恩返しができたらいいな。


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