息子の手荒れがひどいんです。 あれほど何度も言ってもしなかった手洗いを去年末から鬼のように しだしたせいだと思います。 手アレとアカギレで手はいつも血がにじんでいる状態。 薬を塗っても「べたべたするからいや」とすぐ洗い流してしまいます。
先週実家へ帰った時、母がその手を見て 「あぁぁ・・・・かわいそうに・・・」と涙ぐんですぐに薬局へ走って 小さいハンディサイズのハンドクリームを購入してきてくれました。 「うちの子ハンドクリームとかべたべたするからつけないよ」と言う私に 「まぁまぁ・・」と母が息子の目をしっかり見つめて 「あんな、こんな手を見るとばぁばは心配で心配で夜も眠れない。 ばぁばが塗り方を教えるでこれ(ハンドクリーム)をちゃんと塗ってくれるかなぁ」とハンドクリームを息子に差し出した。
とりあえず素直にうなずく息子。 母が少しずつクリームを手にとって 「幸せをつかむ手になーれ」と繰り返して手の平をつかって うすーーく丁寧に丁寧に塗りこんでくれた。 あら、息子が喜んでる。「べたべたしない!ばぁばこれ毎日つかうわ!」 と気を使っているのでなく本心で言ってる感じ。
ばぁさん恐るべし。 思い返してみるとハンドクリームや薬を塗るときは面倒なので がばっと取って厚めに塗っていたのでだめだったのかな。 あと『自分でクリーム塗らないとあかんで』と言ったまま放置とか。 さすがだばぁさん・・・・。 っと母の手を見ると息子並みにアカギレができてる。 「痛いやろ?」と聞くと「こんなん(痛くないよ)おばあさんの手は皮が厚いから。それよりぱーやんの方が痛いさ。あんな柔らかい肌なんだから」と からから笑ってました。 うちの家系は痛みに強いというか痛いとかだるいとか口に出すのは無粋みたいな空気が あるのでそれ以上はつっこまなかったけど。
変わってその日の夜は旦那の母と食事へ行った。 トイレから戻ってハンドクリームを塗る息子を見て 「あっアカギレ?ばぁばの手を見て。ぱーやんより痛そうやに。 アーーー痛い。痛い。ほれほれここもここも」とアカギレ自慢。 しまいには義姉もアカギレ&感想肌自慢。 それまでは何も言ってなかったのにそれ以降コップをもったり するたびに「あーー痛い!痛い!」と手を握ってアピール。 うざ・・・・ 旦那に後で「あんたの親は昔からあんなんだったのか?」と聞いたら そうらしい。 私としては息子に「痛い?」とか優しい言葉をかけてくれるのかな?と 思っただけに自分の方に話題を持っていく義母にかなりひいた。 うーーーーん。子供みたい。
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