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とにかく歌詞を間違わないように、いつもは耳で覚える歌詞も今回は自分の手で書いて、読んで、覚えた。 詩を、真剣に読む。久しぶりのことだ。たぶん学生時代のころまで遡るんじゃないか。大量の活字、つまり小説、評論、ときにはただの情報、それらがゴチャゴチャに溢れ、とにかく読まなければ、という思いでずっと流し読みして来た。目と頭の回路がそれ用に最適化されている。 その目と頭で、久しぶりの作業、じっくりとセンテンスをかみ締めつつ、繰り返し読んだ。声に出し、ときには歌い、一文一文をすごく大事にしつつ... 思うのは、やればやっただけ、奥深くその詩を感じることが出来るものだなあ、ということ。立花隆じゃないけれど、文の表面をサァーッとなめていくことに慣れた頭には、けっこう新鮮だったし、やっぱり合唱団にはいって良かったなあと改めて感じる。誘ってくれたカアちゃんありがとう! 【5/30 最終練習】 ちょっと仕事をしめるのが遅くなって(帰り際に上司に引っかかってしまった)、公民館に着いたのが8時ごろになってしまった。ちょうど「夜霧」の練習だった。 きょうは、その後「女声」、「男声」、「地雷」、「ビリーブ」、「いのち」と、それぞれのエッセンス、つまり”直前ワンポイント対策セミナー”みたいな練習。 「男声」は周りから見てそうとう面白いらしく(演っている自分たちにはあまりよくわからないのだけど)、待機中の女声にそうとうウケていた。当日もそのようになることを祈る。 「いのち」で、男声が指揮を無視してアップテンポで入ってしまうところ、♪たっぷりたっぷりたっぷりたっぷり...。ここで、♪たっぷりのぉー の音程が半音下がっていることに、いまさら気づかされた(先生すいません、音が違っていたのはワタシです)。あらためてピアノで聞かされ、楽譜をよぉく確認すると、確かに違う。うむう、どうりで、この部分なんとなく音が合わなくて耳障りというか、気持ち良くない感じだったのだ。自分がまちがっていたのか。オカシイなあ。みなさんごめんなさい。 その他の場面でも、「いのち」は半音がキーポイントなのだ。微妙に#したり♭したり。特に、#するはずが半音下がってしまう場面が多い。意識してキーを高いほうに維持しないと、つられて下がってしまう。 それから、音符の上に点がついているところ、たとえば ♪いただきますっ や♪とおさんが、いないー、いないっ とか、♪ナナカマド、とか。ブツッと切るのではなく、スゥッと消えて行く感じ。要注意。 練習後、実行委員会に参加して、できあがったプログラムを披露。これで自分の仕事は一段落したけど、まだまだ細かいことを準備したり決めたりしなくてはならない。よくもまああんなにたくさん気が付くものだなあ。大変だ。でも、先が見えてきた。 ついに土曜日、舞台上で実際の動きを交えて通し稽古、そして日曜日のゲネプロ、本番へ... -
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