「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEXpastwill


2001年02月07日(水) それは、恋。

保育園にお迎えに行ったら、
レー君とサーちゃんも一緒にうちに帰るっていうので、
連れて帰る。
今日は彼らの母は仕事で帰りが遅い。

帰りに薬局に寄る用事があったので、1人ひとつづつおやつを買った。
モックン、ポテトチップス。
ミー、ハイチュウ。
レー君、ジャガリコ。
さーちゃん、マーブルチョコレート。
マル、キティちゃんのカプッチョ。

うちに帰ってきて、おやつを食べる。

モックンが、かごを出してきた。
そこに、自分が買ったポテチをあける。
「みんなで食べよ!」
マルも真似して、カプッチョを入れる。
サーちゃんも入れる。
ミーは、おなかが痛くておやつどころじゃない。

みんなで食べ始めた。

レー君だけが、自分のおやつをつかんだまま離さない。
離さないまま、みんなのおやつから先に食べてる。
みんなのおやつのかごが空になったとき、
「ぼくだけまだあるもーん!」ときた。

「ちょうだい!」
「ちょうだい!」
「ちょうらいよお!」

「いやっ!これはぼくのですー!」

ケリを入れたい瞬間である。
とりあえず、ケリをいれずに見ていることにする。

周りから手が伸びて、レー君のお菓子を奪う。
「ぼーくーのぉっ!」
「いいやんか!」
「うわあーん!」
みんなの攻撃に、泣き出すレー君。
わははは!泣くやつがあるか!

自分のものは自分のもの。
人のものも自分のもの。
都合のいい勘違い。
大人でもしてる、してるー。

泣いてすねてるレー君になんて言おう。

「レー。みんなで食べたおやつ、おいしかった?」
「おいしかった。」
「ボクのおやつもみんなに分けてあげたら?」
「イヤ。ボク好きなんやもん。」
「でも、みんなからはたくさん分けてもらったよ?」
「だって、ボクだけが食べたいんやもん。」

んー。
大好きだから、独り占め。わかりやすーい。

「でもー、みんなに分けてもらって、嬉しかったのに、お礼せなアカンのちゃう?」
「ボク、久しぶりなんやもん。じゃがりこ。」

やっと会えたのに、他のヒトのことなんてかんがえちゃイヤッ!

「ああ・・・。もうなくなっちゃった・・・。
ボク、少ししか食べてへんのに・・・。(涙目)」

ああ、もうお別れなのね。
もっともっと一緒にいたかったのに。うじうじ。(涙目)


「欲張って独り占めしたらあかーん!」って言うつもりだったけど、
自動変換された彼の将来が面白かったので、
「レー。あんた、恋愛で苦労するタイプ。がんばれよ。」
って、励ましておいた。
いい恋しなさい。


DiaryINDEXpastwill
きゃおる |MAILHomePage「にこにこばかりもしてられない」

My追加