「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年02月13日(火) おこりんぼとーちゃん

ひげ長男@おとーちゃんは、
どうも子供の叱り方が、お上手でないように思う。

モックンがおとーちゃんはすぐに怒るーという。
ミーも、そうそう!と同調する。

家族そろっている休日なんかに、
時々なんでもないことでひげ長男君は暴発していることがある。
子供相手に、つーまらんことでつっかかってる。


待たない。
怒鳴る。
説明しない。

しかも言葉づかいが、微妙に、へん。

モックンとミーが、どんぐりをたくさん拾って遊んでいた。
ミーは、欲張りだ。
自分よりもモックンのほうが多い!と、ぐずり始めた。
モックンが、「ボクのんやろか?」とミーに言ったとたんに、
ひげ長男暴発。
「そんなことしたら、おまえのんが無くなるやろっ!」
「ひっ・ひ〜ん!」
「泣くなっ!男やったらっ!」

・・・・・・・・えーと。
「うわァ。モックン自分のなくなっちゃうけど、いいの?
やさしいねぇ。さっすがぁ!よかったねーミー。」
で、いいのでは?


さあ、今からお出かけ。
あ。マルが今から粘土をしたいと、箱を引っ張り出してきた。
「かーかん、あけて。」
「ごめん、マル、今からお出かけだから、帰ってきてからにしよ?」
「やっ!にーに、あけて!」
モックン、箱を突きつけられて、
「粘土?あけるの?」
と箱を持ったとたんに、
ひげ長男暴発。
「おまえの耳は、ふしあなかぁっ!」
「ひっ・ひ〜ん!」

・・・・・ふ・ふしあなって・・・・・。
「今はアカンて、モックンからも言うてやり。
お出かけやから、玄関で一緒にクツはこうって。」
では、いかが?


ミーが工作をしようと、チューブのりを絞り出した。
「ああっ!何で、みんな出すねん!もう使うなぁっ!没収!」
「やっ!ひ〜ん!」

・・・・いや・・・あのね・・・。
「そんなに出したら、もったいないで。使う分だけ出さなあかんよ。」
で、済むのでは・・?

かくして、子供達はぎゃあぎゃあと休日に泣くのだ。


子供が、失敗したとき、間違ったとき、悪いことをしたとき、
親は子供を叱る。
叱るというか、注意する。指導する。
なぜ、失敗したか、考えさせる。
なぜ、間違ったか、確認させる。
なぜ、悪いことなのか、説明する。
闇雲に怒鳴ったって、子供はただおびえるだけじゃないのかなぁ。

「おとーちゃん、怖い?」
「おこりんぼ。」
「どうして怒られたか、わかる?」
「わからへんよ?」
「何か怒るわけがあると思うんだけど。」
「急に怒るんやもん。わからへん。」

うむむ。
何で怒られたか、わからへん叱り方って、
叱らんのより悪いんじゃないか?
ただ、威張ってるだけに見えないか?

「決して立派だとはいえない人格の持ち主が
子供から『お母さん』と呼ばれるようになるのだから、
威張ってはいけない。」
って、冷蔵庫に貼ってあるのに読んでないのかなぁ。

私がこんなことをひげ君に説教するわけにもいかないので、
へこんだ子供と暴発とーちゃん。
双方のフォローが大変です。




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