「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEXpastwill


2001年03月03日(土) おかーちゃんのほしいもの。

きょうはおひなまつりだ。

私が実家から持ってきたおひなさまは、
お内裏様と、おひなさまだけのシンプルな木目込み人形。
これをお正月から飾ってある。

最近では「女の子にひとつづつおひなさまを」とかって、
雛人形屋さんが暴れているけれど、
気にしない気にしない。
女の子が3人(自分も入れてるぞ、コイツ)いる我が家ではこれっきりだ。

今日のおやつは、ひな菓子。
で、晩ご飯は、ちらし寿司。
ひな祭りの歌も歌って、お寿司も食べて、
ご機嫌で、コタツでテレビ見ながら休憩してたら、
モックンが思いついて言う。

「おかーちゃん、今日は女の子のお祭りなんやろ?」
「そーよー。」
「なんかプレゼント、もうた?」
「あ。もうてないわ〜。」
「ぼく、なんかあげよ!」
「わ〜い!なにくれるん?」
「なにがほしい?おかーちゃん?」

トルコの魔よけの目玉ピアスって言いかけて、
そーいうもんじゃないやつ・・・・って思い直して、

「愛が欲しい♪」と言ってみた。

「愛?」
「うん♪」
「うーん、それはおとーちゃんにチューしてもらわなあかんわ。」
わははっ!
「ええっ!チューなの?おとーちゃんの?」
「うん。」
「愛って、おとーちゃんのチューかぁ!・・・・いいや。」

「チュー」に反応して、マルがやおら近づいてきて、
「おかーやん、ちゅぱッ♪」
「マル、キス上手ねー。」
「ふふん♪」
ほめられて得意げ。


ひげ長男が帰ってきた。
モックンがさっそく、
「おとーちゃん!おかーちゃんが、愛してほしいって!」
でーーーっ!6歳児の口から爆弾発言である。

ムンクみたいな顔になってるひげ君に、ことの経緯を説明。

「そか、そか。」
納得したひげ君、洗濯物をたたんでる私の背中に抱きついた。
「愛してるよ〜。」
「そ、そんな、もたれかかられる愛は、嫌や〜。」


愛って、難しいのよ、モックン♪


DiaryINDEXpastwill
きゃおる |MAILHomePage「にこにこばかりもしてられない」

My追加