「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEX|past|will
気になってたらしい。 ずうっと読みたかったらしい。
ついにモックンがハリーポッターを読み始めた。
この本は漢字にルビが振ってあるので、大丈夫だろうとは思ってたけど、 何せ、あの長編だ。 6歳だぜ? 保育園の年長さんだぜ?
この話、面白いんだ。 でも、面白くなるのは中盤から。 もつかなぁ。
心配することなかった。 すっかりのめりこんだモックン。 ゲームボーイも、 テレビのチャンネル権も、 みんなミーに譲って、 ただひたすら読み進む。
「買い物に行くけど。」 と声をかけると、やっと本から顔を上げて、 「行くー。」 え、本、もってくの? 「うん。今から帽子かぶるとこなん。」
車の中でも読みつづけて、 パン屋に着いても、 「行ってきてー、ボクまっとるからー。」
うちに帰ったら、ささっとコタツにはいって、また続きを読む。
夕方お友達がくるまでずっと読んでた。
夜寝る前に布団に持ち込んで読んでたけど、 ページを広げたまま寝てしまった。
帰ってきたひげ長男が、 分厚い本を見つけて 「モックンが読んでんの??」 「うん。」 「ひえ〜。」
母と息子だけで 「ニンバス2000、欲しいなぁ。」 「僕は透明のマントも欲しい。」 などと、物語の世界にふたりで浸れるのが楽しい。
私の昔からの本読み友達とは、 なかなか会えないけれど、 近くに、いいのがおりました。 リンドグレーンや、松谷みよこや、谷川俊太郎に混ぜて、 そろそろ星新一くらい、いっとく? ふっふっふっふ。
|