「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年05月07日(月) フンドシ

夕飯を食べてお風呂に入る前に、
モックンとミーが、丸いカーペットの上で相撲を取り始めた。

「はっけよーい、のこったー!」
とふたりで叫びながらぶつかりあいっこ。

体の大きさが違うから、
すぐにカーペットの外に押し出されたり、
吊り出されたり、うっちゃられたりするミー。

「しょや!」
マルが、突然服を脱ぎ始めた。
「おつもうたん、はっぽぽん!」(訳:おすもうさんは、すっぽんぽん!)

「わぁ!脱がな!」
「脱がなアカン!」

わはわは笑いながら、すっぽんぽんになる、モックンとミー。

「ああっ!お相撲さんはフンドシ!」
モックンが気がついた。
洗面所からタオルを持ってくる。

「こうかな?こう?どう?・・おかーちゃん!フンドシ!!」
タオルをもって裸3兄妹が、フンドシを締めてくれとやってきた。

フンドシねぇ。
こうかな?こんな感じでどうかな?
タオルを二本使って後ろでぎゅうと縛り上げ、
なんとなくフンドシ姿の3人。

「フンドシー!やったー!」
取り組みを始めようとするモックンにおかーちゃんが待った。

「待て。まげもせないかん。」


髪を上でちょろんとくくってやる。
「ミ、ミーも!!」
「ぶんちゃんもぉ!!」

3人ともタオルフンドシにちょんまげだ。


「はーーーっけよおおい、のぉこったぁ!」
「きゃー!」
「うひゃひゃひゃひゃ!」
「ぶんちゃんも、のこったー!」
「わひゃひゃひゃひゃ!!」


遊んでるうちにお風呂が沸いたので、フンドシをはずしてお風呂に入る。

「なぁ、おかーちゃん、またフンドシしてな!」

いいよ。でもな、ほんとはそれ、「マワシ」っていうんだぞ。


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