「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年05月17日(木) 子供のケンカ

レーが、サーちゃんの乗ってた自転車をこかした。

わざとじゃないんだけど、
急にハンドルつかんでひねれば、自転車はこける。
サーちゃんは親譲りの反射神経で、とっさに足を抜き、けがはなかった。

でも、私は叱った。ここが叱りどこだからだ!

「レー!危ないことしたらいかん!」

レー君はごめんなさいの言えない子だ。
悪いことをしたとわかってるときは、特にそう。
「ふんっ!」
横をむいて私の顔を見ない。

両耳をつかんで正面を向かせる。

「今アンタがしたん、悪いことやで!」
「ふんっ!」

・・・こいつ・・・・・(怒)。

「悪いこととちゃうと思ってんの?」
「ボク悪くないもんっ!こけたサーが悪いんやもんっ!」


・・こ。こいつー・・・・((怒))。


「ちがうよっ!あんたまちごうてるよ!こかしたあんたが悪いの!」
「・・ふんっ!!」

それでも、しまった!とは思ってるらしい。
涙を両目にためて、クチはへの字。
でも「ごめんなさい」は意地でも言えないから、
おかーちゃんの説教なんか聞きたくない。

「ちゃんと聞け!」
「ふんっ!」
白目をむいて、あくびのマネをするレー。



ガーッ!!!!このクソガキ!!!!


普通、ここで、ゴーン☆とゲンコが入ったりするわけだが、
もともと「危ないからやめなさい。」「わかりました、ごめんなさい。」
で、すむ話だし、殴るほどのことでもない。
だが、こいつ、アタマに来るぜ!この態度!


思いとどまって、握りこぶしを緩めて、
私が最後に言い放った言葉は、


「もう、おかーちゃん、レーとは遊ばんッ!」


だった・・・・・・・・・・。











・・・・・・・・・情けないぞ、私・・・・・・(笑い泣き)





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