「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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いつものように、マルを連れて、バイトに行く。 マンションの掃除。 「おはよーございまーす!」
「おはよう!おはよう!マル、おいで!いいの、買ってあるんや!」
う。 今日はなんでしょう、管理人さん。
管理人さんご夫婦には、子供さんも、 もちろんお孫さんもいらっしゃらない。
それで、マルは、管理人さんと奥さんに それは、それは、かわいがられていて、 私が掃除をしている間、お座敷にお通しされて、 おもてなしを受ける。
帰る時には、両手では持ちきれなくて スーパーの袋に2つも3つも、 おやつとお菓子のおみやげつき。
何度や〜んわりお断りしても、 はっきりお断りしても、 お答えは、豪快に 「かっかっかっかっか!いいんや、いいんや!」。
ううっ。 いいことないです、管理人さん。 私、時給いただいちゃってます。 時給以上のおみやげは、どう考えてもいけません。 「おいちゃ〜ん、いこか!」 マルが、ここでは天下人のように、振舞う。
「今日はな、かわい〜いの、見つけて買うといたんや! ほれ、じゃ〜ん!!」
わぁ。ピンクの花柄ワンピース。
「な、かわいーやろ〜。」
う、で、でも、これ、新品です。 もらっちゃいけないんじゃないでしょうか。
「いやいやー!マルに似合うとおもうて、ちょっと買うといたんやで、エエの、エエの!」
うはぁ、申し訳ないー。てか、断れないー! 管理人さんのうれしそうな顔ー! すみません、すみません、ありがとうございます。すみません。
マルは、さっそくお召し変えである。 ポーズをとって、 「かぁーい〜でしょー!」 管理人さんご夫妻大喜び。 「かわいい!かわいい!」
今日は、マルにはスペシャルラッキーデーだった。
「マル、今日はな、買物に一緒にいこか。」 「ああッ!管理人さんいけません!絶対こいつ、何かねだります!」 「かーかん、いやん!、おいちゃんといく!」 「かっかっかっかっか!うちのが買物するのにな、連れて行くだけやから。」 「そ、そーですか?じゃ、悪さしたら叱ってくださいね?」 「ハイハイ。」 「かーかん、ばいば〜い!」
1時間後帰ってきたマルは、 案の定、おもちゃとお菓子と花火をごっそり買ってもらっていた。
「うわぁあああ!管理人さん!(泣)」 「はっはっはっはっはっは!」
これはいけません!別会計にしてくださいー! といっても笑って流され、 おまけに、
「あ、うなぎ、安かったで、アンタのも買うといたでな! うちかえって、口の少ないうちにたくさん、食べ。」 と、うなぎの蒲焼+タレ一瓶までいただきました・・・・・・。
うあん。 せめて、おかーちゃん、非常階段をみがきたおしてやるー!
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