「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年08月19日(日) キッズカーニバルに行こう。

大阪ドームの、スカイホールで、キッズカーニバルと言うのをやっている。
いわゆる絵本展。
よし。これ見て帰ろう。

近鉄→南海→御堂筋線→鶴見緑地線。

新今宮から大正駅って言うルートもいいけれど、
「地下鉄に乗る」って言うのが、もう、この子達のイベント。

子供達は、電車に乗るのが楽しいらしい。
普段、移動は車と決まっているから、
「キップ」というものが、特別なものなのだ。
しかも、地下鉄。
「線路も駅もトンネルの中ー!」
もう、どきどき。

キップの券売機前から闘いは始まる。
さっと、キップの取り出し口に手を差し出して、
「はよ、買って!」と、ミー。
「ミーは、キップいらんやん!」と、交通規範にのっとったモックン。
そのうしろで、どっちにしたって、奪うつもりのマル。

「ぽくのきっぷがないー!!」マルが叫ぶ。
「ねーねが、入れたげる。ね。ね。」丸め込もうとするミー。
「じぷんでするー!」ミーの手からキップを奪うマル。

モックン、「ボク、自分の持ってるわー♪」
"小"と書かれたキップを手に見せびらかしたりするから、
「いじわるせんと、ミーに貸してやんなさいッ!」とか、
おかーちゃんに取り上げられる。

電車に乗りなれていない3兄弟は車内で妙に緊張している。
特に緊張してるのがミー。
モックンが降りる駅を聞いただけで、
「しーーーっ!!静かにしてッ!」

ねーねが、そう言うのだから、しゃべってはいけないんだな?と、
マルは、みけんにしわを寄せて前を向いて座ったまま、
電車が駅に着くのを待っている。
ほっぺたがふくれている。
「息はしてもいいのよー。」と、声をかける。
「ぱはーぁ。」
・・・おまえはいいヤツだ。

電車を降りて、のたのた、乗り換える。
人並みの流れは、あっという間に私たち親子の周りを流れていく。
このくらい、のたのたしてる方が、券売機にも自動改札にも人がいなくて、
迷惑がかからないのがよろしい。

独身の頃、子連れでキップを小さい子供に持たせて、
いつまでたっても、自動改札を通せんぼしてる母親を見て、
「オバハン!電車乗んな!」と、遅刻ぎりぎりの私はよく頭に血が上っていた。

自分が子連れのオバハンの立場になって、
「人に迷惑かけたらアカン」気持ちと、
「体験させてやりたい」気持ちが、
両方わかるようになった。

大人のルールも、きちんと実体験で教えたい。
でも、そのために子供の未熟さで、迷惑かけるのは、アウトだ。
ここは、うまく母親の私が工夫しないといかんなぁと、思う。
工夫ひとつ、気配りひとつで、結構、大人の街も私たちを受け入れてくれる。



大阪ドームは、でかかった。
で、やっぱり、ヘンな形だった。

絵本展は、モックンのツボにはまった。
「ど、ど、どれ読んでもいいの??」
「好きなだけ読みなされ。」
お昼ご飯をはさんで、10時半から4時までたっぷり読みつづけたモックン。

「おかーちゃん!次これ!」
「これも!」
ミーとマル二人がかりで、持ってくる本を、読まされつづけて、
おかーちゃんの方は、声が枯れましたとさ。


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