「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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保育園の運動会が10月にある。 この保育園の「売り物」のひとつで、 マーチングや、組み体操や、バルーン体操などなど、派手な運動会である。 毎年、この時期先生は、仕込み疲れてやつれてゆく。
この辺があんまり好きになれない保育園だ。 親はあんまり好きでないけど、 子供本人はそうは思ってないようなのだ。
運動会の練習が始まって、 ミーが、「保育園、行きたくな〜い」と言わなくなった。
それどころか、「はやくいこうよう!!」と、朝の7時半から言っている。
何かあるなーと思っていた。
ありました。 ミー、今度の運動会を張り切るわけが。
ミーは、「カラーガード」をすることになったのだそう。 大学生のマーチングバンドなんかで、 でかいチーム旗とか振り回す、チアリーダーみたいなおねーちゃんているじゃない! あれ。 これが毎年、ジョシの憧れで、「年長さんになったら、たいこじゃなくて、旗!」 と、思ってる子が多い。 ミー、してやったり。
へえーえ。 あ。たぶんあれだ。ミー体ちっこいから、楽器かつぐの無理だったんだ。
先生に聞いてみた。 「センセ、ミー、カラーガードって、ほんと?」 「ほんとですよう。ミーちゃん、リーダーです。」
は?
「カラーガードのリーダー?」 「そうです!飲み込みよくって助かってます! はじからはじまで移動するときもみんな、ミーちゃんの後ろについて移動です!」
ええええええ〜〜〜〜〜っ!
「そんなことして、おっけい?」 「おっけいです!体小さいけど、旗の回し方もうまいですよ〜。」
ひええええ。
「でね、おかあさん、ミーちゃん、メンバー全員がうまくできたときは鼻息荒いんですけど、 誰かが失敗すると、すっごいみけんにしわ寄せて落ち込んでんですよー!がくうって。 失敗した子よりも、ミーちゃんのほうが、落ちこんでんの! 完成されてないといけないみたいですねぇ!」
ええっ???
「センセ…。ミーが失敗してんじゃないんですか??」 「いえ!ミーちゃんは絶対失敗しません!」
ひょえーーーーーーっ!
ミーさん、あなた、それで最近、妙に、仕切り倒してるのねー! おままごとも、ぶらんこも、ごっこあそびもー! グズグズ言わないし、小さい子の動かし方うまくなったし、 仕切り方にキレがあるわねぇ、と思ってたのよー!
「おかあさん、ミーちゃんて、 ほんとに、おにーちゃんと違って、しっかりしてますよねぇ! 任せて安心ですよ!」
アカン!アカンて! こいつ、つけあがらせたら!
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