「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2001年10月02日(火) 怒る「おかあちゃん」。

公園に遊びに行ってしまった子供達を追いかけて、
おやつのパンケーキと、ミルクティとコップを持って行く。
今日は公園で出張おやつだ。


あれ。
レー君、泥だらけ。
どした。

「あの、おにーちゃんが、やった…う。う。うぁ。ひっく。」

どいつ。あれか。そんでもってまだレーのボール取り上げて、遊んでるやつか。

今子供達のお気に入りの遊びが、ブランコに乗って的になった人に、
ボールを投げてあてるゲームだ。
的になった人は、飛んできたボールをうまく蹴り返したらセーフになる。
投げる力のまだ弱い1年坊主ならではのエキサイティングな遊びである。

どうも、その「ブランコ当て」をしていて、
そのおにーちゃんに泥だらけになったボールを、顔面に当てられたらしい。

「的に当てる」のがルールの遊びだから、そういうこともありだけれど、
問題は、そのあとだ。


「ちょっと!!そこのおにーちゃん!」
4年生だ。
「あんた、この子にボール当てたんか?」
黙っている。
「そういうルールの遊びでも、相手が自分より小さくて、
顔に当たって、泥だらけになって泣いてるのに、なに知らん顔してんの!」
こっちを向いて口をあいたまま怒られている。
「あんたな!こういうときは、ちゃんと様子見て、心配してやって、謝らなアカンで!」
口をあいたまま、コクコクうなづく。
「わかったら、ちゃんとあやまり!」
ものすごくかすかな声で「・・・・・・ゴメンナサイ。」

一緒に遊んでいた、同じ4年生のシュンちゃんがさっとレーに駆け寄って、
服についていた泥を払い、「だいじょぶか?だいじょぶか?」と声をかける。

当てた当の本人は、見ず知らずのヨソのオバチャンに、
ビリビリひびくでかい声で怒鳴りつけられて固まったままだ。


子供を叱らない大人ばっかりだと思ったら大間違いだ。
ヨソの子だろうが、自分より背が高かろうが、
子供は、その場ですぐ叱るのが鉄則である。
毎日叱りなれてる大人は、声だって腹式で腹から出るのだ。
はん!(手は腰。)




公園で遊んでいた12人がおやつを食べに集まってきた。
「おかあちゃん、ミルクティーちょうらーい。」
我が子ではない子が、おかあちゃんと呼んでコップを出す。
「ハイハイ、しっかりコップ持って。」

泣きやんだレーが言う。
「おかあちゃん、いろんな声出るんやな。」
モックンが言う。
「うん。」
ミーも言う。
「おかーちゃん、低い声のときは、怖いよ。」


あんた達、なに聞いてんねん。



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