「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2006年05月16日(火) マルの新しい友だち

マルさんが同じクラスになったお友だちのおうちに遊びに行くという。

行けない距離じゃないし、
お友達はこの日しか遊べないからおうちに来て!というお誘いだそうだし、
おかあさんとも子どもの約束は通じているけれど、

ん〜。
どうにもおつきあいしにくいおかあさんだけに、母の腰が引ける。

パトロールのついでにおうちの近くまで付き添って行ってみると、
団地近くの交差点で激しくクラクションを鳴らす車が。
何事か?と思って見たら、今から遊びに行くおうちのおかあさんだった。

・・・ええと。
今からあなたのおうちに遊びに行く約束になってるかと思うんだけど。
あなたは今からお留守なの?

「私は出かけるんだけど、家に子どもはいるから!
やっぱり家で待ってるって、待ち合わせ場所には行ってないから!」
と彼女が叫んだところで信号が変わり、
手をひらひらーと振りながらマルと車のそばを離れた。


うちでは原則、大人がお留守のおうちにあがって遊ぶのは禁止だ。
親が留守の子どもとは外で遊べといってある。
あいにく今日は雨降りだ。
今日なら遊べるから、と、誘ったんじゃないのかおたくの娘は。

マルがお約束してきたおともだちとは、お花屋さんで待ち合わせ、なのではなかったか。
ここであなたに出会わなかったら、雨の中マルさん、待ちぼうけか。

うわー。もーそんなヤツんとこ、行かんでええんとちゃうか?と母ぐったり。

「でもユウちゃん、おうちで待ってるよ。行かなきゃねぇ。」
と、マルは無邪気に約束を守ろうとするけれど、
こんな身勝手ちゃん親子につきあうのはヤダなぁ・・・。


お友だち宅に着いてみると、お誘いくださったお嬢さんがお待ちかねだった。
嬉しげにしてる子どもに、約束が違うから帰るね、とはさすがに言いづらい。

おかあさんにそこであって、お話したから、
お留守なのは知ってるんだけど、少しだけ遊ばせてね、と言って、
置いてくることにした。

1時間もせずにマルさん帰ってきた。
「雨だしねー。すぐ暗くなるからー。」

うん。
もうちっと、遊びやすいお友だちを、選ぼうよ。ね。頼む。


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