徒然
好きな音楽が離れる事は、とても辛い。
私には、とても好きなバンドと音楽があった。 願わくば、私が30歳を過ぎても、変わらずにライブに行きたいと思っていた人たち。 意気込みに惚れ、音楽に惚れ。 いつまでも変わらずに「其処」にいてくれると、 何処かでそれが当たり前だと思い込んでいた彼等は。
2002.03.10、惜しくも2度目の日本武道館公演で、解散した。
ライブ開始から、終わりまで泣き続けた。 何時しか帰ってきてくれる事を願いつつ。 沢山の事を思い出して、 それが全て「過去」の思い出になってしまう事を悔やみつつ。
あれから早いもので、もう半年が過ぎようとしている。 あの時の気持ちを何処かに封印しようとしている。 考えなければ、辛くならないから。 音を遠ざけてしまえば、辛くならないから。
あの日が過ぎてから、彼等は別々の方向を向き始めた。 今の私は、それをできる限り、見守って行きたいと思っている。 辛かったとしても、それが現実である事に変わりはないから。
今日、KAZUMAのライブの振込をした。 10/15のAX。 淳士がDrumsなんだそうだ。
SIAM SHADEの曲を演奏したら、どうしようと怯えつつも。 それでも、今を見据えて、目一杯、楽しんでこようと思う。
でなきゃ、彼等の答えが何時まで経っても認められない。 たとえ、生涯掛かって認める事が出来なかったとしても。 それが、「自分が彼等を好きになった」ことを認める事でもある気がして。
どんな状況になったとしても、 わたしがSIAM SHADEというバンドを好きになったのは変わらないんだから。 今でも、誇りに思う。
“大切なものは何か 今も誇りに思うよ”
|
|
cherokee
[MAIL] [for years]
|