徒然
いよいよこの日がやってきました。
11時に空港集合。 初の『レンタカー』在り旅行です。
何故ならば、宿泊先は『愛媛県 松山』 LIVE会場は『新居浜』 松山より車で約45分の場所まで向かわねばならぬからです。
ハイテンションのまま久々の飛行機に乗り、12:15発、空の人になりました。 しかし、空の便って到着が早いのね・・・。 広島(昨年5月)以来の飛行機だったので、個人的に飛行機への思慕が募ってました(笑) なんせ、それまで5回も新幹線乗ってるからねぇ・・・(苦笑)
松山。 生まれてはじめての四国の地に下りて。 気持ちのいい空気と、どこまでも高い空と。 待ち望んでいた心を反映するかのような晴天で。 物凄く、きてよかったな、と思いました。 来れてよかった、と痛感。
私が生まれ育った街は、基本的にだいたいどこも都会に近くて。 歩いて最寄駅までいけたり、バスでも1時間に5本以上は来る街だったり。 (都心、というわけではないけど、生活に不自由はなかった)
母の実家は大阪のちょっとはずれだったので、『下町』っぽい交流の多かった街。
父の実家だった大分にはあまり遊びに行くことはなかったので、 変な話、『田舎』という過疎化している土地とはあまり縁のない生き方をしていた。
だからこそ、私にとって、 空の高い土地は憧れで。 いつも、どこか遠くに旅行に行くたびに、嬉しいんです。
私みたいに、『アレもしたい、コレもしたい』とか、雑念だらけの生き方では、 今の私はこの土地で生きていくことは困難かもしれないけど。
こういう土地で、いつしか将来暮らしていくこともできればいいなぁ、とふと思いました。
レンタカーで一路ホテルを目指し無事到着。ホテルで軽く一息した後、 勢いのまま作成したTシャツを着て、凱旋祝いをラッピング。 再び車で新居浜を目指しました。 運転免許のない私は、免許を持っている友人に運転をお願いし。本当に運転ありがとう!!!姉さん!!
運転席後ろで、空腹に苛まれつつもハイテンションのまま、 お祭りのための渋滞に巻き込まれつつも、 24時まで空いているダイエーを通ったりして、高速に乗り。
と、実はここで一度、方向を間違えて逆送してしまったのですが。
でも。
伊予のICで見た、瀬戸内海の景色。 ものすごく空が高くて。 海が綺麗で。
よかった。 来て、これてホントによかった。
何故か車内はおおはしゃぎ状態になりました(苦笑)
トンネルだらけの高速にわやわやしつつ、 新居浜に入る頃は皆何故か拳を上げる状態。
新居浜。
初めてやってきた、安藤さんの生まれ故郷です。 本当に、工場ばかりが目に付く土地です・・・あまり何もない・・・(苦笑) 新居浜の方、ごめんなさい 煙突が立ち並ぶ街・・・。車がないと不便なんだろうな、と思う土地です。 ここの街で、『サイレン』を思いついたんだろうな、と本当にしみじみと思いました。
サイレンが鳴り響く街で僕は生まれた
そうこうして会場に着いたのですが、到着時間が会場時間。 会場の駐車場は既に満車で。
彷徨った挙句、すぐそばの大通りにあったガストに停める。(ごめんなさーいーぃー) あまりの空腹と緊張をごまかす為、そばのLAWSONによってから会場へ。
会場に着くと、まず大きな看板。
いらっしゃいませ、SEX MACHINEGUNS&マシンガー! おかえりなさいAnchang!
そして、入り口には張り紙が。
「アンコールでは、『そぅりゃっ、そぅりゃっ!』という掛け声でお願いします」
しかも、 地元の人は率先してお願いします。byTEAM NIIHAMA
もう、迎える側もSpecialです。
会場の中にも看板があって。 もう、本当にLIVEでNOISYも言ってましたが、『安藤弘司祭り』
安藤さんの友人、Yさんは、会社を休んで、お祭りハッピを着て走り回ってました。さすが(苦笑)
LIVE自体の内容は、敢えてここでは触れませんが。 いつしか、ちゃんと、足跡にUPしようと思います。道のりは長そうですが・・・(泣笑)
本当に、ただひたすらに、楽しかった。 3時間、何もかもが楽しくて。 わざわざ、ここまで足を運んで、 仕事があろうがなんだろうが、ここまで来てよかった。
まさか、泣きながら、頭を振ったのは生まれて初めてです(笑) しかも、Heavy Metal Shoutしながら、酸欠になって倒れ掛かったのも初めてです(爆滅) アンコールのHIMAWRIのShoutで、懇親の力を込めて叫んでいたら、 突如目の前が真っ白になって、そのまま崩れ落ちるかと思いました(滅笑)←馬鹿
全員、満面の笑みで新居浜を離れ。 ICにいくつもりがまた方向を間違え、新居浜駅に向かってしまったんですが。
あまりのテンションの高さに、駅に向かって歩くマシンガーに、車内から手を振る。 見えてないだろう、と思ってやってたんですけどね(笑)
高速飛ばして、新居浜の土地に別れを告げつつ。 街の夜景に見惚れつつ、満天の星空に気付く。
空一面の星と、新居浜の夜景と。 絶対に、忘れることはないだろう。
そのまま、翌朝早いことも100も承知の私達は、そのまま就寝・・・なんてことがあるはずもなく、 ホテル前の地元居酒屋に入る。 だって、良いLIVEの後は、美味しいお酒が飲める これ、本当に鉄則です。ねぇ?(笑)
とても食べ物も美味しくて、やっぱりお酒も美味しくて。 私たちなりの、『打ち上げ』 ものすごく楽しかったです。
そして、12時を回った頃。 みんなで、乾杯をしてくれました。
さよなら、23歳。 げんこつのLIVEで始まって、新居浜のMACHINEGUNSで締めた私の23歳。 私らしいっちゃ、ほんとに私らしいな(苦笑)
おめでとう、私。 本当に、良い締めで、嬉しかったです。 みんなもありがとう。 たとえ明日が仕事でも、生きる糧に為ります。 本当に、楽しい誕生日の夜でした。
そのまま、コンビニに行ってアイスを食べつつ、 ホテルに戻って、定例の撮影大会。 いつもはそのまま、語り大会に徹するんですが さすがに今回は、いつもより早めに解散して各自部屋に戻り。
そのままお風呂に入ったり、髪の毛を乾かしたり、 同室の姉さんとちょこちょこ語り、 SetListを思い出したりしつつ、気付いたら3:00を過ぎ・・・。
やばいわ、早く寝ないと、と。 ベッドにもぐりこもうと。
と。
見慣れないものを発見。
ここのベッドの上で、ラッピングしたときの忘れ物?と思い、手に取る。
それは、一枚の封筒。
開封した私の目に飛び込んだのは、 一緒に新居浜に来た皆からの、『おめでとう』の言葉。
・・・・・・・・・・・・・くっそぉぉぉぉぅ・・・・・・・・やられた・・・・・(悔)
いつも、誰かの誕生日の時は、驚かそうと企む側なのに。 今回ばかりは、私の誕生日だけど、 あまりに忙しすぎる日程だけに、絶対に何にもないと思っていたのに・・・。
ほんとに心の準備も何もできてなくて。 その分、ものすごく気恥ずかしくなって、 ひっそり笑う同室の友人を横目に、枕に突っ伏して埋まってました・・・(照)
でも、ありがとう。 ほんとに、今迄で一番、想い出に残った夜でした。
折角の、最後の23歳だから、今日だけは正直に。
この人たちを好きで、本当に良かった。 物凄く、好きです。・・・・・・きゃー
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