Just A Little Day
目録過去未来


2006年12月01日(金) 君を待つ間

気付いてしまった。
あたしは、彼なしじゃ全てが不安。
自分という存在そのものが本当なのかすらわからなくなってしまう。
彼に拒絶されるのは、全てに拒絶されるのと同じ。
気付かないフリをしていたのかもしれないけど。

2週間の家出から戻り、彼が出勤した後の家に入った瞬間、泣きそうになった。
洗濯機を2回回し、日当たりのいいベランダで気付かされた。
鏡の中、彼とまるで兄妹のような自分に愕然とした。

そうか。もうとっくに、染まっていたんだ。


不意に聞こえたメロディー
「君を失くすくらいなら 死んだ方がマシ」

掃除をしながら久々に聴いた唄
「君を失うよりは いっそ 目を閉ざして」

そうか。『形』なんて、どうでもいいんだ。

認めたら少し楽になった。


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