最も親しい友のお父さまが亡くなった木曜の朝方の事だった葬儀に参列する中で遠い昔に一度だけお父さまと酒を酌み交わした時のことが鮮明に蘇ってきた3才程になる初孫の写真をとてもとてもうれしそうに見せて下さったその彼女も随分大きくなりお父さまの写真を抱いて御遺族の御挨拶の場に立っていた人の命は永遠ではないそんな当たり前のことをこの先何度も大切な人を失いながら脳味噌のどこかにすりこんでいくのだろうか車に乗り込むと今日の気候は4月上旬並ですとラジオのDJが言っていた