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ちょっと暗いですが / 2001年09月22日(土)
 

 やっと4000番のキリリク小説書き終えました。お題は「キミの笑顔の為に!」でした。
 終盤の五代君ってみんなを安心させるために笑っていたように見えるんですが、どうでしょうね? 他人を笑顔にするために自分の笑顔をどんどん切り取っていったと、奇しくも椿センセがおっしゃってますが、その上0号にもっとボクを笑顔にしてよなんて強制っされた日にはアンタ……って感じで。
 でも、たまには一条さんも五代君も無邪気に笑える瞬間あっていいだろうということで……。

 ここで書くようなことじゃないかなぁとも思うんですが、昨日友達からメールが来て、その友達を介して知り合った女性が亡くなったことを知りました。時下にお会いしたのは数年間で数えるほどしかないんですが、手紙やメールでの交流をさせてもらってました。線の細い、とても優しくて、明るくて、強い人だったと思います。ここ数年は病魔と健気に戦ってることが時折伺えました。
 彼女は私の書いたオリジナルゲームを題材にした小説もどきを楽しみにしててくれました。後半はもうヘボいの一言で、本当に申し訳なかったんですけど、出来ればきっちり終わらせたかったんですが、周りの状況がどうしても無理で個人的にもボロボロ状態で、断念せざるを得なかった……ああ、全く持って言い訳なんですけど。このクウガのサイトも見ていてくださったみたいで、ありがたいなぁと思う反面、凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 ごめんなさい、そして、ありがとうございました。
 20代の若さで逝ってしまった彼女に、言い訳ではなく、きちんとした形で報告できるようなものを書いていきたいです。
 そして、親友を亡くしてしまったメールの友達にも。元気を出してなんて浅い励ましは出来ないけど、彼女と共有した時間を、そして、彼女のいた日々をずっと忘れず、大切にしていきましょう。
 私は情けなくもそんな言葉しか出てこないです。ごめんなさい。

 私は自分の存在証明も、心も書くことでしか表現できません。だから、書き続けます。そして、いつか彼女が望んだ小説も書きたいです。たとえこれが私という卑小な生き物のあがきでしかなくても……。

 Aさん、どうか安らかにお眠りください。いつの日にかまたお会いしましょう。



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