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30分も遅れて / 2002年09月11日(水)
 

 しかも、ビデオで観た私が言ってもいいものかとは思うんですが、予想以上にしょうもなくてちょっとガッカリした。
 あ、「天体観測9話目」の感想です。
 後半観ただけでまあ前半も大体想像つき〜の(笑)。
 まず、びっくりしたのが小雪さん、教員採用試験受かってましたね(そこかい)。だったら、先週の変な審査員の先生方の嘲り(そんな理想論じゃ今の子供たちに合わないわよ)とか不用だったと思うんですが……。子供たち、たぶん若くて綺麗で話のわかるオネーサンが先生だったら喜ぶと思うよ。マジに、今若い先生がいないらしいですからね〜。知り合いの知り合いさんは実力あるのに何年も講師やってたそうだし……狭き門みたいです。
 そして、問題のタケシ君事件……。先週の予想としては悪を暴いて自殺か、警察に行って汚名をはらすべく頑張るが力尽きるだったんだけど、違ってました。
 そうなると、彼の思考パターンがよくわからない。思い出の地に行ったり、別れの言葉を口にしながら、街をうろついてるってどうなんですか?
 そして、病院シーンがまた謎。どう見ても無能そうな刑事二人はいいとしても、かなりの重症なのに集中治療室とかじゃなかったのかなぁ? 集中治療室とかって結構ナースステーションの近くに無いですか? しかも、息子が死にそうなのに電話をしてくるだけの親、その間に、彼女にも見取られず、騒ぎまくる友達に遺言して……謎だわ。
 いや、本来なら悲しいシーンの筈なのに感情移入が出来ないのが、辛いドラマだって思ったのでした。
 タケシなジョー君の演技は、贔屓目もあると思うけど、良くやったと思う。シナリオがああでは、ああするしか無いですもんね。監督も頭が上がらないような偉い俳優さんなら別だけど、役者は与えられた役をその範囲内でより良く演じることしか出来ないわけだから。
 それに、死んでしまった彼を無表情に見下ろす彼女もちと怖い。いや、ショックで感情が死んでいるというイメージならわかるけど、そうも見えない。恋人の忘れ形見を身ごもってる母の強さ? う〜ん、それって違う気がする。子供はまったく別の人格をもって生まれてくるまったく別の生き物なんじゃないのかなぁ?
 そして、ただ騒がしいだけで、無力さを露呈する自称友人達。もうラスト近いのにちっとも成長して無いんでは……と思わずにはいられない。
 ああ、EDのタケシ君の思い出カムバックシーンは確かに美しかった。
 でも、ラストを待たずに駄作のハンコを押してしまいました。
 「天体観測不合格〜」ペッタン。(ハリケン観て無い人にはわからないネタだわ……苦笑)

 さてさて、それはともかく、タッキー&翼デヴュー!!
 朝生出演をチラッと見て、夜のスペシャルはビデオに♪
 念願だっただけに嬉しい♪ 明日堪能するぞ〜〜!!

 でも、この日がニューヨークテロの起こった日であることも真実。
 けれど、私はアメリカには同情しない。ただ、被害に合い、また肉親や愛する人々を失った個人個人の悲しみはわかる。
 アメリカは平和を守る為と言いながら戦いを世界で引き起こしている。そして、敵国の戦士ではない人々も殺す。
 生きるためでもなく、守るためでもなく、殺すためだけの戦いは何も産みださない。ただ、お互いが疲弊してゆくだけ。
 日本は平和だ。けれど、それは病んだ平和。腐りかけた平和でも、それでも真に腐り果てるまで病み尽くせばいい。
 本当に今日を生き抜くことで精一杯な人々の一方にある無知なる平和。
 ちょっと複雑な気分で、憂えてみましたとさ。
 なんて言いながら実は「ウルトラマンティガ」の映画版を観ていた事は秘密だ(笑)。ルルイエだもんなぁ(ラブクラフトをかなり読み込んだ私)……ストーリィは愛とか恋とか臭さ満載だったけどね〜。



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