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バルテュス・最後の画家の物語 / 2002年10月23日(水) |
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今日は眠い目をこすりながら、NHKのBS再放送「バルテュス・最後の画家の物語」を観てました。 私は近代絵画というものは好きじゃないので名前は今まで知らなかったんですが、彼はシュールレアリズムの画家では無く、自分を「最後の画家である」と死の数ヶ月前に家族に話した映像があって、凄かったです。 ピカソの青の時代は好きだけど、それ以降の作品となると偉大であるとは思っても、好きではない。カンディンスキーやミロになると生理的に嫌いかもしれない私にとって、絵の意図を言葉で説明できない絵は、芸術ではないと思っています。 私にとって美しいというのは、生理的に好きということで、必ずしも見た目の美しさではないです。 ダリもそれほど好きではないけどただ一つ「ナルシスの変貌」という絵は、教科書で見て以来好きでした。 バルテュスは頑固な職人肌で、自然の光の中でしか自分の絵は展示しないでくれと言ったそうです。そして、最後は自分のアトリエで死を迎えた。幸せな画家。 彼の絵、全てを好きとはいいがたいけど、強烈なオリジナリティは感じたし、何点かは好きだと思った。特に猫を描くのが躍動感があって上手かったなぁ。メインではないらしいけど(笑)。 書いてる内に少し眠気が飛んだかなぁ? ああ、10月もカウントダウンを始めた……チクタチクタクボーン! |
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