おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年11月03日(木) 『メゾン・ド・ヒミコ』@渋谷シネマライズ

『メゾン・ド・ヒミコ』2005日本
監督:犬童一心
脚本:渡辺あや
出演:オダギリジョー/柴咲コウ/田中泯/西島秀俊/歌澤寅右衛門/etc.

西島君の舞台挨拶に行こうか悩んでとりあえず買っておいたチケットを使う
のを忘れて慌てて観にいきました。私っていつもそうなんだよねー何か。
西島君は最近何だかマッチョになってきてビミョーです。しかも役柄が…。
「さよならミドリちゃん」といい脱ぐからマッチョなのか、マッチョだから
脱ぎたいのか?なんつって。どっちかというと「いたいふたり」みたいな
方が好きなんです。弱いカンジのね。って私の趣味はどっちでもいいか。
メゾンドヒミコ、そんなに期待してなかったのにすごくいい映画でした。
田中泯さんがすごくよかった。存在感がサイコーでした。深いですね。
あとやっぱジョーがものすごくよかった。白いシャツが似合いすぎて萌〜。
この人の演技もしみますねー。人生に対する諦め、冷めた目みたいなものが。
意外にも柴崎コウがよかった。あんまり好きじゃなかったけどこの映画で
ちょっと見る目変わったかも。ブスメイクって言ってもブスじゃないよー。

えっと人と人とにある誰にとってもどうしようもない越えられない壁について、
考えずにはいられない映画でした。壁があることをふまえた上で、それを
認めた上でどうにかつきあえる人に出会いたいなぁと思いました。

犬童監督か。「メゾンドヒミコ」すごく良かったし、「死に花」もなかなか
良かったし、そろそろあえて避けてた「ジョゼ」を観ようかなーと思いました。
で今調べたら「金髪の草原」の方が観たいかも。とりあえずチャレンジだー


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