a fish called datsu -だつという名の魚-
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2000年12月23日(土) |
出来ちゃった婚のヒミツ |
何だか近頃、私のアドレスに「恥ずかしい画像」のURLを張り付けたメールがよく来る。しかも女の子(それも複数)から。その「恥ずかしい画像」のページには行く気はないが、メールの内容が内容だから、差出人に誤配ですと送り返すのは嫌だなあ。それで以前、差出人にからまれたこともあるし。それにしても、そのメールの宛名にある”亮ちゃん”て、何者?ナンパした相手にでたらめなアドレス教えてるのか?それって、ひょっとして嫌がらせ?若しくは単なる露出狂(それなら直接エロ画像を送ってくるのか)?どっちにしろキモい〜。
キムタク&工藤静香の件を引き合いに出すまでもなく、出来ちゃった婚がすっかり定着してしまった。けれども、欧米では特に子どもを産んでも、入籍するとは限らないようだ(タイムリーなところで、マドンナやビョークがそうですね。あと香港だけどフェイ・ウォンも)。それはなぜなのか、戸籍制度や家制度が原因なのかと思っていたが、今日、それは宗教にも要因があると新聞で読んだ。 日本では戦後の人口増に乗じて、余り突き詰めた議論もなく中絶が認められてしまったが、欧米ではキリスト教の教義から中絶が犯罪だった。例えば、アイルランドでは中絶どころか避妊具さえ(公には)売っていない。また、性的には自由に見えるアメリカでも、中絶をするクリニックは中絶反対派に襲われてしまう事が往々にしてある。 男性の合意が得られなければ日本では中絶してしまう所を、欧米ではたとえ片親でも産む背景があるのだろう。しかし日本でも、ここ10年間で中絶率は1割も減っているのだ。妊娠するまで結婚しない男に対して体を張るのは賭けだと思うし、男が同意しなかったらどうするのだろうとは思う。だがきちんと避妊したり、産み時を計算することで、自分の体とか人生のことを真剣に考えるのはいい風潮だと思う。
後日談(2001/05/16記) この「亮ちゃん」て人は、私を前のジオシティーズのアドレスから追い出そうとして、色んな人たちにうちにメールを送らせたような気がする。その証拠に、ジオのメアド(悪いが非公開)を変えてからは何も言ってこない。ホッとしてはいるが、今でもこのことを思い出すたびに、この失礼な男にいつか天罰が下るといいと思っている。
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