「にこにこばかりもしてられない。」
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2001年06月02日(土) 銀打ち

お義父さんが、こないだから私に何とかしろと言っている、
特殊効果の件で、老舗の会社をWEBで見つけて、メールを送りました。

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はじめまして。
ワタクシ、三重県在住の一主婦です。
私の義父が、商工会議所やら、ライオンズクラブやらで、
市民イベントによく関わる方なのですが、
先ごろ、USJオープンのおり、派手なオープニングの、
「銀打ち」に、心奪われてしまいました。

じつは私はイベント業界で働いていたヒトでしたので、
こういうことはすぐに聞かれます。

「あれは、銀打ちというんですよ、おとーさん。」
「いくらくらいのもんじゃ。」
「演出によってかわりますよ、おとーさん。」
「いやちがうんや、機械がほしーんや。」
「・・・。あれはね、CO2の噴出装置ですからね、
高圧ボンベの取り扱いを、素人がするのは危険ですよ、おとーさん。」
「うー、でもほしいのぉ。」
「・・・・・(つくりかねんぞ、このおやじ)・・。」
「ボン!って紙ふぶき飛ばしたいんじゃー。」
「(だーかーらっ)あれは、もともとしーろい煙を、
バァーってふきあげるための装置なんですよ、おとーさん。
そこに、プロの方がホースの接続を変えたり、
紙ふぶきや銀テープを入れたりして演出するわけです。
目張りの仕方とか、向きとか、スイッチのちょっとした入れ方のコツとか、
もうそれは、職人芸なんですよ、ね、ね?」
「ふ〜ん・・・・。(諦めきれない様子)」


義父は、建築会社を経営しています。
装置の説明をしたら、
「板金屋に言うてみるかのう?」などと、考え込み始めました。
このままでは、オリジナルCO2噴出装置を作りかねません。
そして、私に、「ボンと飛ばしてくれ」とか言いかねません。


できるかーそんなもーん!!


もう、あのお年頃の方は、思い込んだら簡単には方向修正できません。

でも、御社の多彩な演出カタログを拝見できれば、
「確かにシロウト技ではできるもんでない」
と納得してもらえそうな気がします。

お願いです。
私を助けると思って、カタログを送っていただきたいのです。

もしかしたら、地域物産展とかで、
「ボンと飛ばしてくれ」などと発注するご厄介がかかるやもしれません。

でも、カタログを見せなければ、私も危険です。

何とぞ、ご発送いただけますようお願いいたします。


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翌日宅急便で、カタログが届きました。
ありがとう、ありがとうございます!
これで、私も「女銀打ち師」にならなくてすみます!

でも。
ここに、「機材の販売」もしてると書いてあります。
これ見せたら、わたし、やっぱし、やばいんじゃないでしょうか!!


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