「にこにこばかりもしてられない。」
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お義父さんが、こないだから私に何とかしろと言っている、 特殊効果の件で、老舗の会社をWEBで見つけて、メールを送りました。
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はじめまして。 ワタクシ、三重県在住の一主婦です。 私の義父が、商工会議所やら、ライオンズクラブやらで、 市民イベントによく関わる方なのですが、 先ごろ、USJオープンのおり、派手なオープニングの、 「銀打ち」に、心奪われてしまいました。
じつは私はイベント業界で働いていたヒトでしたので、 こういうことはすぐに聞かれます。
「あれは、銀打ちというんですよ、おとーさん。」 「いくらくらいのもんじゃ。」 「演出によってかわりますよ、おとーさん。」 「いやちがうんや、機械がほしーんや。」 「・・・。あれはね、CO2の噴出装置ですからね、 高圧ボンベの取り扱いを、素人がするのは危険ですよ、おとーさん。」 「うー、でもほしいのぉ。」 「・・・・・(つくりかねんぞ、このおやじ)・・。」 「ボン!って紙ふぶき飛ばしたいんじゃー。」 「(だーかーらっ)あれは、もともとしーろい煙を、 バァーってふきあげるための装置なんですよ、おとーさん。 そこに、プロの方がホースの接続を変えたり、 紙ふぶきや銀テープを入れたりして演出するわけです。 目張りの仕方とか、向きとか、スイッチのちょっとした入れ方のコツとか、 もうそれは、職人芸なんですよ、ね、ね?」 「ふ〜ん・・・・。(諦めきれない様子)」
義父は、建築会社を経営しています。 装置の説明をしたら、 「板金屋に言うてみるかのう?」などと、考え込み始めました。 このままでは、オリジナルCO2噴出装置を作りかねません。 そして、私に、「ボンと飛ばしてくれ」とか言いかねません。
できるかーそんなもーん!!
もう、あのお年頃の方は、思い込んだら簡単には方向修正できません。
でも、御社の多彩な演出カタログを拝見できれば、 「確かにシロウト技ではできるもんでない」 と納得してもらえそうな気がします。
お願いです。 私を助けると思って、カタログを送っていただきたいのです。
もしかしたら、地域物産展とかで、 「ボンと飛ばしてくれ」などと発注するご厄介がかかるやもしれません。
でも、カタログを見せなければ、私も危険です。
何とぞ、ご発送いただけますようお願いいたします。
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翌日宅急便で、カタログが届きました。 ありがとう、ありがとうございます! これで、私も「女銀打ち師」にならなくてすみます!
でも。 ここに、「機材の販売」もしてると書いてあります。 これ見せたら、わたし、やっぱし、やばいんじゃないでしょうか!!
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