「にこにこばかりもしてられない。」
DiaryINDEXpastwill


2005年04月26日(火) いばらまんじゅう

いばらまんじゅうを作ろう!と思ったが
そのためにはまずいばらの葉が必要です。

いばらの葉っぱで饅頭をはさんで蒸しあげると
ほんのりまんじゅうにいばらの香りが移って
ああ、初夏ですなぁ〜と楽しめるまんじゅうなのです。

ですから!
いばらの葉が。

そんないばらの葉は売っていません。
ではどうするか。

採りにいくにきまってんじゃん!

実は去年
おお、しめしめここにたくさんあるうふふふと 
目をつけていた雑木林が伐採されてしまっているのに
こないだ通りかかって気がつきしょぼーんとなっていたのですが。


そこはそれ
蛇の道は蛇(ダレが蛇か)

地元で農家の娘(農業嫌い)に聞いてみたら
実家に電話してくれました。

「おばばさまにきいたらさー、生えてるには生えてるけど、まだ小さいから
いばらまんじゅうには早いと思うがなぁって。」

おお。 これぞ田舎クオリティ。

ちゃんと おばばさまも 
いばらの葉の採取ポイントを日ごろからチェック!
そしていばらまんじゅう最適化を待つその心意気。
そうでなくては!


でも今日作りたい。
一度に25個できるから
葉っぱは50枚ほしい。
おばばさまからも大き目のを少し採っておいてあげようと返事は来たけれど。


よし。ご近所を探しに行ってみよう。
自転車をゆっくり走らせながら雑木林を探す。
いばらは日当たりのいい雑木林の木の根元を探す。

近くに里山を切り開いて道路ができた場所がある。
道路の両側はまだ山肌露出して急なガケになっている。
あそこが匂う。行ってみる。

自転車から降りてガケを見上げながら鮮やかな緑の丸い葉っぱを探す。
怪しい。ガケをにらみながらうろうろと。スーパーの袋を持って。こんな強風の日に。

あった!
登る。ガケを登る。
ウルシをよけながら
トゲトゲの野いちごをよけながら
いばらの根元にたどりつく。

若いなぁ。
でもきれい。
大きいのもある。
たくさんむしりとる。


さて。
わぁ〜ん。ここ降りるの〜〜〜ぉ・・・・。
滑って降りた方がいいような急なガケを気合を入れて走って降りる。怪しい。

奇態な行動のように見えるでしょうが
ただ 和菓子を作りたいだけなんです!!




にひ。
できた。
うまかったw


DiaryINDEXpastwill
きゃおる |MAILHomePage「いつもにこにこ・みけんにしわなし」

My追加