「にこにこばかりもしてられない。」
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おおかた役所が閉まるまでにできることはすませた。 あとは新年になって役所が開いてからです。
てことで、いったん帰るよ。 子どもたちからSOSメールが頻繁になってきたし。 おにいちゃん、飲みすぎるなよー、と念を押して帰る。
うちに着いたらそこは「こどものくに」でした。
パナシ!パナシ!パナシ! うおう!パナシであふれる我が家!
・・・・・・・・・・あしたから、がんばる。
オトナは?ここにはオトナがいたはず。 オトナのヒトはどこ?
「忘年会で今夜は帰ってこないってー。」
状 況 が 把 握 で き ま せ ん
身内を亡くしたおくさんがぼろぼろですが?なにか?
んー、これは、「いたわる」ということを わたしが子どもたちに教えねばならないね。 そうか、ここはわたしの仕事だったか。カーーーーーッ。
ということで、 子どものみなさんに、 【いたわる】ということについて講義をしました。
きのう、いたわる見本をみたところです。 実習のあとだから明確です。
あのね、おかあちゃんはね、元気そうに見えるかもしれないけど、 ものすごく今 ぽきん、て折れそうなの。 これはね、このあときっとあなたたち、そういう折れちゃいそうな人に出会うことがあると思うから 大事なことだと思って聞いてね。
折れて立ち上がれなくなりそうな人がいるときにね、 できることはね、「いたわる」ってことなの。
いたわるって、いわれてもなにしていいかわからないかもしれないけど、 とってもかんたんでね、3つだけなの。
ひとつめはね、「余計なことはしない。」 ふたつめはね、「大事にする。」 みっつめはね、「そばにいる。」
これだけなの。
だからね、今日からこれをこころがけるよーに! 強制的にワタシをいたわるよーに!わかったかーーーーーっ
教育、教育。
教育のゆきとどかなかったヒゲくんはお泊まり忘年会の翌日、 「だって、割引券が今日まで!」と映画を見にゆきました。
あきらめるのも、愛か。 刺される前に気づけばいいとおもうみたいな。
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