「にこにこばかりもしてられない。」
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母の友だちからお悔やみの電話をちょうだいした。 弔問担当は長男の兄がわけがわからんというので、妹のわたしが引き受けている。
11月の歌会でおめにかかったときはおかわりなくお元気でしたのに、とおっしゃる。
アララギのみなさんは、歌づくりの幹が「現実を見据える」にあるので、 そういう生き方をされてる方が多い。 ひねらず、抑揚をつけず、素直に受け止めて、 思ったままをごまかさずに表現してこそだ、と心がけておられるわけだ。 (まあ、だからこそ、世の中を斜めに見がちな人ばっかりだともいえるわけですが:笑)
なので、屈託なく 「ありがとう、といって、すーっと眠って、息がなかったそうです。 母らしい見事な最後だと思いました。」 と伝えると 「ほんと!それはほんとに理想の死にかただわ!さすがだわ。」 と返ってきた。
そのあと、母と同じように短歌会の人間関係の愚痴を聞いたり(笑) それを母に言うようになぐさめて励ましてみたり。(笑)
どんなに年が離れていても 通じ合えるひとを遺していってくれたなぁ。おかあちゃん。
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