2006年01月30日(月) |
第556話 ちびた発熱 |
頑丈で病気らしい病気をしたことがないちびたですが、3年ぶりに熱を出しました。
今、日曜の夜の7時過ぎ。 ちびたのお熱が38度2分です。
赤い顔をしてはふーはふーしてるちびたにノアが張り付いて離れません。 お布団に横になってるちびたに乗りかかるようにして寝ています。
ちびたが苦しそうなんで無理やり引き剥がすんですが、ちょっと目を離すとまたべったりと張り付いています。
ちびたが力なく咳をすると、大急ぎでかけよってすごい勢いで口を舐める。 「く・・くるしいよ、ノアちゃん・・」
あえぐちびたから、またしてもノアを引き剥がす。 「ノア、ちびたはイタイイタイだからね。舐めないでいいんだよ。」
話しかけると(んー?)と首をかしげて聞き入るノア。 なんだか普通じゃないなあとは思っても、今ひとつわからず不安な様子。
ぐったりと寝ているちびたに添い寝してると、ノアが私たちの間に割って入って横になる。
「ノアちゃん、いい子だからちょっとどいて?」
目をつぶって聞こえないふり。 首輪をつかんで引っ張って動かそうとすると、ぐったりと力を抜いて動かない。 更に力を入れて引っ張ると、微妙に爪を立てて布団にしがみつく。
「お母さん、ノアちゃんがいても大丈夫だから。」 ちびたが小声で助け舟を出すので仕方なくそのままにする。
「水が飲みたいの。」 「今もって来るね」
いつもは私が台所にたつと、必ずついてくるノアが動かない。 ちびたの隣を離れない。
長男が散歩に連れ出しても、トイレを済ませると大急ぎで長男を引っ張って帰ってきてしまう。
ちびた、早く治るといいねえ。 ノアも心配しすぎてて可哀想だわ。
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