2006年02月13日(月) |
第559話 保護者だけど |
だいぶ前になるんですが、ちびたが
「オレ、一人でノアちゃんと散歩行きたい。」と。
私が一緒の時に何度かリードを持たせてるんですが、ノアはいい子で大人しく歩いてました。 もうちびたも春には中学生。
大丈夫かなあと思って行かせてみました。
「一番近い小さい公園でいいからね。」
るんるんして出かけるちびた。 振り返りつつ出かけるノア。
2分後。
ちびたとノアが帰宅。 はやっ。
「どうしたの?」 「ノアちゃんが・・・首輪抜けしたの。」 「ひえー」
ノアはちびたと出かけたものの、私も長男もついてこないとわかると、家の前の道路の真ん中で脚を踏ん張り、ちびたが引っ張ると「グイ」と首輪を抜いたそうな。
首輪抜けした後は、スタスタ我が家に戻り、門を鼻で押して開けてポーチに入り、玄関ドアの前で (はやく開けてよ)とちびたを振り返ったそうな。
ちびたがドアを開けるとまっすぐ風呂場に行き、 (足洗ってね)と前足を差し出したそうな。
洗い終わったあとは (拭いてちょーだい)とまた脚を差し出したそうな。
「ノアちゃん女王様のつもりなんだよ、もー!」
女王様っていうか、ちびたの保護者であって、ちびたの言うことを聞く気はなさそうだなあ。
ちびたが中学になったらたまには散歩に行ってもらおうと思ってたんだけどなあ。 無理っぽいなあ。
兄ちゃんの言うことを大人しく聞くようになったのも、兄ちゃんが高校に入ってからだったしねえ。
(ああ、こいつは大人なんだね)ってノアが思わないとダメなんだね、きっと。
私が長男や次男をどう扱うかをみてるんだと思うけど。 私が彼らを子ども扱いしてる間はダメなんだろうなあ。
ああ、面倒だ(笑)
 (かわいい坊やに、ちゅー♪)
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