弱Sonファイブ
おいらはずっと この映画を見るのを 避けていました。 こわかったんです。 そのとき持て余した 自分の気持ちを 認めてくれた気に させてくれたのが 冷静と情熱のあいだの 原作本だったから。 映画を見て 少しでも幻滅したら そのときの気持ちが 揺らぐ気がしたから。 この映画を 見ることができるのに 必要だったものは ただひとつ、 時間でした。 ... 見た感想は、 仕事に徹しているな って感じでした。 原作として 一度世に出たものは それを読んだ人々の中に イメ−ジが出来上がります。 そのイメージを 守るか砕くか、 これってとっても 難しいことですよね。 でもこの映画では きっちり守ってると思います。 監督した人はえらいねー♪ でもいささか 策士が策を労しすぎなんじゃ ないかなあ。 あおいが電話ボックスで 順正の手紙を読んで 泣き崩れるシーンで 雨が降るところとか、 順正の修復士の先生が 自殺したときに 先生が描いた 順正のヌードデッサンの 眼の部分に その血痕が 流れるところとか、 ユースケサンタマリアが 年月を追うに従い 次々と女を変えるんだけど 結局最後は 最初の子に戻るとことか。 というわけで加護さん、 まんまと策に 乗せられたよ... ケリーチャンは 冷静で意地っぱりな女の子役が すごくハマってるしね。 ... ところで昨日 遊び人同士で飲みながら ぶっちゃけトークしてたんですよ。 それによると A子ちゃんは Bという遊び人の男とヤリました。 Bは 友達を紹介して欲しいと言う A子ちゃんのために 遊び人Cを紹介しました。 次に遊び人Dを紹介して A子ちゃんは B〜D君までとヤリました。 同じ要領で E君も紹介したんですが E君はA子ちゃんのことが 本気で好きに なってしまいました。 でもA子ちゃんは E君のことを避けます。 E君に相談されたB〜D君は なんとか E君とA子ちゃんを くっつけようとしましたが 結局A子ちゃんは E君の気持ちを はっきり拒否したそうです。 この話は E君の見た目がキモい の一言で笑い話になると 思うんですが、 今のおいらは そうじゃないのでは とか思うんですよね。 例えば、 A子ちゃんが 何かをおそれていたのでは ないだろうか、と。 E君は そんな彼女の心を垣間見て その扉に触れようと したのかもしれません。 ... それと同じように この映画は 加護さんにとって そんな心の扉の 鍵だったのかも知れません。 ま、 E君の話で一番笑ってたの 加護さんなんですけどね... |