弱Sonファイブ

■2003年12月27日(土) 銀座のクリスマス。


加護さんはクリスマスの夜、

銀座にいた。

人と人との関係なんて

意識ではわかっていても

目には見えない。

でもクリスマスという日だけは

「あなたとあなたがカップル」

って関係が

おもしろいほど目に見える。

その関係を築くことに

さまざまな力を費やすことは

娯楽なのか勢いなのか?

...

銀座に行くと、

マリオンに行く前の通りの

食べ物屋さんは

カップルの長蛇の列。

それを見て加護さん、

「今はたいへんだろうけど、
 食後の一発は
 さぞかし気持ちいいからさ、
 がんばって並ぶんだよ」

って思った。

...

クリスマスを

受け入れればいいんです。

そうすれば幸せですがな。

...

で、

マリオン横の交番前に行くと

着物を着たすもうとりが

立っていた。

その人が

突然歩き出したので

歩く先を見ると、

もうひとりのすもうとりが

歩いてきた。

歩きながら

「電話したのに出ないからさー」

と言う。

うーん、

いったいどんな電話をしたんだろう?

ふつうの日本人なら

「もしもし」ではないでしょうか?

しかし

すもうは日本の国技ですから、

かけ声は「どすこーい」なんです。

だって「もしもーし」

って言いながらツッパリをかます

すもうとりなんて

いるわけがありませんから。









プルルルル...




「どすこーい!」

「どすこーい!」

「今日7時からどすこーい!」

「どすこーい!」

「コンパがあるって話なんだけどさ」

「どすこーい!」

「お流れになっちゃった...」

「...」

「...」

「...」

















...














チャンコ。











...











「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」

「どすこーい!」











...










っていう話から、

年末の第九の話につなげようと

思ったのだけど、

なぜかつなげ方を思い出せない...




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