バビロンまで何マイル?
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2007年07月23日(月) |
AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS |
今回タイトル考えるのマンドクセ。というわけで Dir en grey の歌のタイトルだ。 デスは歌えない私の声質。
今日は夕方からクックル先生との面談。「残り3ヶ月で生活習慣を元に戻す」のが目標なのに起きるのがまだ昼過ぎ。 今は会社から毎日のスケジュールを書くように言われているので、それを見せながらお話。
ノノノノ ( ゚∋゚)「…あんまり外出してないよね」 (´Д`)「おうち好きなんで…宝くじ当たったら迷わずニートになりますね、あたしゃ」 ノノノノ ( ゚∋゚)「うーん(苦笑)。とりあえずさ、動いてみたら睡眠時間コントロールできるんじゃない?スポーツクラブにいってみるとか」 (´Д`)「これ以上習い事に金出せないっす(苦笑)。近所に公営のプールがあるんで、そっちに行こうかな。泳ぐのは好きなんで」 ノノノノ ( ゚∋゚)「おお、それならいいじゃない。そこ行きなされ。薬増やすよりそっちの方がいい」
ということで、音楽スクールの次は「おそとで運動しようキャンペーン」。中性脂肪がアレだしね。 ビリーはまたしても脱走兵^^;;
んでもってその後スクール行った帰り道。 途中の広場で何やら人だかりが。野次馬根性度の高い私、迷わずその中に突っ込んだ。
吹き抜けになった広場の上で、若い女性(こちらから顔は見えない)が手すりを乗り越えて20cmほど張り出したところに立っている。下にはたくさんの警官とレスキューの人たちが、ネットやクッションを置いて万一に備えていた。彼女がいる場所は私のいた所から4mあるかないかの所。さほど高くはないが、頭から落ちたら充分危ない高さ。 しばらく見ていると、少し遠くにいた男性(たぶん父親)が何やら話しかけている。男性は少しずつ近づいていき、懸命に何かを話している。声は下までは届かない。 私の隣にいた女性はどうやら最初の方からいるようで「男性と口論して、それから手すりを乗り越えた」と話していた。
不謹慎だが写真を撮った。私の携帯カメラは解像度がさほど良くない。当事者達の顔もはっきりしないので、状況を画像で確認したい方はこちら。
慌ただしく動くレスキューや、野次馬を整理している警官や警備員たちを見ているうち、不意に怒りが涌いてきた。
これだけの人たちがあなたのことを心配しているんだ。なぜそれが分からない。 そう思った。そして、彼女がそのことに気付いてくれることを願った。今の彼女の精神状態では到底無理な願いだとも思ったけど。
膠着状態のまま15分近く過ぎた頃、隙を狙って近づいた警察とレスキューが彼女に手を伸ばした。成り行きを見ていた一同、一瞬緊張が走ったが、もがく女性を何とか取り押さえて手すりの内側に引き戻した。安堵の声と拍手。私を含めた野次馬達は安心して散っていった。
人のことを言えた義理ではない。私だって今までに同じようなこと(さすがに公衆の面前ではないが)を繰り返し、だから今こんなことになっている。 ただ、私はこの半年間、家族や相方やクックル先生、友人達に会社の上司や同僚、そして産業医の先生や医務室のおねいさん達にさんざん迷惑をかけながら、なんとか生きてきた。そして、最近やっと「『お疲れさま。ゴールだよ』と言われるまで生きるのも悪くない」と思い始めた頃だ。そしてそう思えるようになったのは、周りで支えてくれた人たちのおかげだ。
まだ少し不安定なときもある。あれもこれもブン投げたまま休職することになってしまった。新しく教えてもらう仕事もあったのに、それも引き継げないままこんなことになっている。それが情けない。急ぐなと言われはするけれど、焦りはある。でも、コントロールしてまた仕事ができるようになりたい。 今度復帰したら、またすぐにぶっ倒れるようなことにはなりたくない。だから今、一生懸命休んでいるのだと思うようにしている。
「世の中捨てたもんじゃない」を少しずつ集めて、また生きていこう。このろくでもない、すばらしき世界を。
<<今日のひとこと>> ちょっとキザですね ○3点
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