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キョリが人を離すということは、 2003年09月16日(火)

ぐるぐると身をまわす
まんが本とご一緒に

くるくると髪をいじる
寝癖は朝のままだよ
悪いか

少し考え込んで
また本に目をうつして
腕を伸ばして読んでみたり

すぐ疲れたけど

右脳が衰えてるみたいで
ズキズキと頭痛

これって憂いってやつですか
とか口にしてみるけど
憂い
なんて意味
知りやしないのさ

なんとなく
あの子のことを思い出して
「会いたいなあ」
と呟いた

(独り言は老化現象だ
とのたまう奴がいるけど
そうではないと
私は証明したい)

言葉にすればしてしまうほど
「会いたいなあ」
が増えていった

同時に
「会えるはずもない」
も増えていった

こういうときは
ひどく
空間的なキョリ
というものが恨みがましい

日本はせまい
と言うけれど
そんなことは決してない

だってあの子に会えないし

「馬鹿野郎」

すぐには
言えないのだ

コノヤロー
バカヤロー

一粒の涙を流してみても
あの子は
いっさいわかりやしない

一生知ることもない





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熊野
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