静寂に、灰
2005年07月11日(月) 君は幸せだったんだね と無責任なことを言って 僕は君から逃げようとした さざなみは終わりを告げて 僕は雨雲を呼ぼうと思った 君に捧げる最後を素晴らしいものにしたかった けれど君は何をせずとも笑うので じゃあこのまま離れてしまったほうがいいのか と 何がいけなかったんだろう 何がよかったんだろう 渦中にあった恋のことは 何もわからない きっとここから足を抜けば 何だったかわかる? 君は悟ったように笑うから だから僕は逃げたくなる さようなら さようなら 笑顔は素敵かい 靴に染みこんだ海水を 舐めたらしょっぱいよね ってちょっと苦笑い |