やんの読書日記
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2004年02月13日(金) 神の守人 来訪編

この物語を読むと、小数民族の哀しみが
重く伝わってくる。
神の守人として登場してくるのが
少数民族としてロタ王国の歴史上抹殺されてしまった
タルの民の少女アスラだ
バルサは、アスラを自分の少女のころと
重ね合わせてしまう。

アスラは猟犬カシャルたちに命を狙われるが
それを阻止しようと動き始めるバルサやタンダ

アスラと兄チキサを少数民族のいまわしい者としては見ず
暖かく包んでくれるような人物の登場がうれしかった
バルサが追っ手をまいたあとで立ち寄った商家のおかみマーサだ。
カシャルでありながら、アスラを殺さずに
彼女の異能者としての能力を封じ込めようと
思い始めるスファルもまた奥深い。

続編ではアスラは救われるのだろうか


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