今日はモナコGPです。
予選でBARホンダは、予選2位のラルフがエンジン交換の レギュレーション違反(今年から)で10番手下がることに なったため、バトンが繰り上がりの2位。佐藤琢磨は7番手。 ようやくホンダがトップを狙える位置に付けました。
ホンダは一時期、会社の経営不振でF1から撤退していましたから そのエンジン開発もしていなかったわけで、ノウハウも技術蓄積も 失っていました。だから復活の時には1からの出直しでした。
今年に入って、フェラーリのライバルはBARホンダだと言わせて います。ミハエルが言う通りです。強いホンダが戻ってきました。
しかし、序盤で佐藤琢磨のマシンが白煙を上げてストップ。 琢磨はライコネンやミハエルの前で4番手を走行していましたので、 琢磨の後ろに連なる後続車が、白煙で遮られた視界のために 避けきれなくなって、前を行くスロー走行車に乗り上げて クラッシュする車(ザウバーのフィジケラ)もありで、 序盤から混乱模様。佐藤琢磨は残念。
各チームの履くタイヤはルノー、BARホンダ、マクラーレンはミシュラン、 フェラーリはブリジストンです。ブリジストンは固いタイヤ、ミシュランは 柔らかいタイヤ。ということは、序盤はミシュラン有利。走るほどに ブリジストン有利。このあたりがチーム戦略に左右されます。
戦い方には、タイヤ選択(固い柔らかい)、ピット数、燃料の量が チームとしての戦略で考えられること。あとは車の出来具合と 運転手の能力ですから、全ての噛み合わせが勝てるかどうかを左右します。
しばらくは興味も薄れていたF1ですが、今年から面白くなってきそう。 やはり日本メーカの活躍を見るのは楽しいです。
結果はどうなることやら。
※トゥルーリが優勝、パニスが2位でした。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
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