母親の調子が良くなさそうなので帰省していました。 実家には泊まらなかったので父親には会えませんでしたけど、 またお盆に帰省するからいいか。
母親はずっと心臓の調子が良くなかったから、医者から ペースメーカの着用を勧められていたけど、異物を体内にはめ込んだら 悪いこともあるので、我慢できるだけ我慢した方がいいという 自分の適当な助言を守っていましたが、いよいよ我慢できない状況に なったらしく、着用後の不安を抱きつつ、ペースメーカ着用のための 手術を決心したようです。
で、21日にその手術の予定だったけど、前々日に吐血し、手術は延期 ということを兄嫁から聞きました。しかしその吐血の理由が分からなかったから、 自分としては大変なことなのか心配しなくてもいいことなのか判断できず、 金曜日の晩に父親に電話したけど歯切れの悪い説明。恐らく医者の説明が あまり理解できなかったんじゃないかと思い、土曜日の昼の便で帰省。 自宅には寄らず、母親が入院する病院へ直行したというわけ。
幸い、母親はなんとかひとりで生活できる程度の具合でした。 身体には心臓の心拍をはかる装置を付けて、ナースステーションに置いてある 心電図に電波を送っているようでした。それが心臓の調子を測る目安に。
詳しく母親に様子を聞いてみると、ある時、心拍数が上昇するから、 それを抑えるために薬をもらっているけど、それを飲んだ後に、 抑えられるだけならまだしも、その度が過ぎて、止まってしまうことが あるらしい。「スーっと逝ってしまう」と言えばいいでしょうか。
我々が立ちくらみだと思った時には、母親の場合は心拍停止だと。 だから自宅でこんな状態では危ないということでの入院だったそうです。
本人は飄々と語っていますが、聞いているこちらは恐ろしいと思いました。 だって心拍停止=死亡ですから。
これも幸い一時的な心拍停止で、数秒後には心拍が戻ったから良かったものの、 不幸にも復帰しなかったらその場で死亡です。日中ならば、父親は外回りに 出かけることもありますから、誰もいない中で倒れるということで、 発見が遅れることは間違いありません。
いやー、そう思うと、早くに手術させるべきだったかと思いました。 結果的には、今も生きておりますから結果オーライですが、 近くにいないと他人の身体の調子なんて分かるはずもありません。 いくら息子だからといって、いい加減なことを言ってしまったと反省です。
というわけで、とりあえず安心したので東京へ帰ってきました。 手術の調子が悪くなければ、再来週にはお盆休みですから、その時にゆっくり 親の具合でも見ていようかと思います。母親が入院して、父親も体力的に 精神的に参っているかもしれませんから、どこかゆっくり養生でもして もらおうかと思います。
仕事は忙しいとはいえ、いつでも帰れる体制にしておかねば、と思います。 人にも自分の仕事が見えるようにしておかねば。やり方の問題ね。
それにしても咳が止まらない・・・。
はい。今日は晴れときどき曇り。(筑後地方)
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