自分の中に 新しいひかりが灯るとともに これまでの暗闇が どんどん明らかになってきている 日々の生活を流しているだけで いったい何をしていたんだろう もうこれ以上はできないなんて 思い上がって手抜きをしていたあれこれ 自分の小さなこだわり
正直これまで 売り場で接客をしていながら 本当にお客さんに接する事が まるでできていなかったように思う それはお客さんに対してだけでなく これまで出会ったたくさんの人達にも ぽろぽろと指の隙間から 大切なものをこぼしながら それに気がついていなかった
何がわたしを先に進めなくしていたのか それは与えられた場所や 条件のせいではなく わたし自身に原因があった これまで何度も気付いていたはずなのに いつかまた忘れて 同じ自分に戻っている いったい何度繰り返したら変われるんだろう
たぶんこのままじゃ お店なんてできない お客さんひとりひとりの中に ひかりを見られるようにならなければ こころを尽くして接することができなければ 場所が変わっても なにひとつ変わりはしない また結局同じ問題を 自分の中に作り出すだろう
なんだかもう 今までの自分が とてつもなく恥ずかしい あの売り場にいることを 許してくれていたいろんな人達に どれだけ甘えてきたんだろう けれどそれは消えてなくなりはしない ここから変わらなきゃ 何も始まらない
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